第772回 「高知工科大学、開学20周年!」

11月5日

素晴らしい秋晴れの広がった11月4日(土)、香美キャンパスにて「高知工科大学 開学20周年記念式典」に参加させて頂きました。

いつ見ても惚れ惚れする美しい学舎です。

現役学生が100名ほど、卒業生達もたくさん集まり、とても盛況でした。

現在の磯部雅彦学長の式辞の後、高知県の尾崎知事と地震研究で高名な京都造形芸術大学 尾池和夫学長の祝辞を頂きました。初代理事長 橋本大二郎氏を始め、歴代の理事長、学長がオールスターキャストで並んでいらっしゃった様は、卒業生としても工科大ファンとしても心ときめくものがありました。

1997年に開学した高知工科大学。「高知工科大学20年のあゆみ」としてまとめられた映像は工事中の様子など初めて見るものや、懐かしい映像が一杯でした。

2008年、工科系の大学に文系のマネジメント学部開設。影で尽力なさった今は亡き恩師 馬場敬三先生が偲ばれ、思いもひとしおでした。

そして2009年には日本初のウルトラC、私立大から公立大学法人への大転換!

2015年には高知県立大と統合され、高知県公立大学法人となり、マネジメント学部は永国寺キャンパスに移転。経済・マネジメント学群も設置されました。

これまでの学位取得者数は学士:7204名、大学院修士:1812名、大学院博士:311名だそうです。

思えば開学5年目の2002年に思いがけないご縁で大学院 起業家コースに導かれ、卒業後もずっと大学の講義や経営審議会委員として携わらせて頂くことになるとは、夢にも思っておりませんでした。

式典の後、2015年にノーベル物理学賞を受賞なさった東京大学の梶田隆章教授が「神岡でのニュートリノ研究をふり返って」で記念講演をなさいました。

門外漢の私にも面白く、あっという間の1時間。大学院で様々な最先端の学びをワクワクしながら与えて頂いた日々を思い出しました。現役学生からも活発に質問が出ており、素晴らしいご講演でした。

夕方6時半からは会場を高知市のホテル旭ロイヤルに移し、20周年記念祝賀会が行われました。今回、本当に嬉しかったのは歴代の理事長や学長の元気なお顔が久しぶりに拝見できたことです。

初代理事長の橋本大二郎さん。経営審議会の末席で関わらせて頂き、その姿勢から多くのことを学ばせて頂きました。ありがとうございました。

岡村甫 元高知工科大理事長と、尾池和夫 京都造形芸術大学 学長。お二方は土佐高の先輩・後輩でもいらっしゃるとのことでした。岡村先生は工科大では学長から理事長になられ、長年工科大の発展のためにご尽力くださった方でいらっしゃいます。

学生のよさこい踊り子隊のみなさんは会場を活気づけてくれました。寒い中をずっと頑張って練習してくれたんですよね。本当にありがとうございました。

元起業家コース長の冨澤先生や、10数年ぶりに元教育講師の辻田先生にもお目にかかれて思いがけない喜びでした。辻田先生は、今は九州の大学で教授になっていらっしゃるとか。沢山の思い出がフラッシュバックしました。

20周年を迎えた高知工科大学のキャッチコピーは、「志の旗をより高く」。

様々な環境が変化しても、志高く開学した当時の初心を忘れず、高知工科大学の志をより高く発信するという姿勢を表したそうです。「志」という言葉があまり聞かれなくなった、今にふさわしいメッセージだと思いました。

これからの高知工科大学に、ますます期待が高まります。

第724回 「高知工科大学 起業家コース オープンキャンパス」

11月27日

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11月23日、高知工科大学 大学院 起業家コースで オープンキャンパスが開かれました。起業家コースは2015年に香美市の香美キャンパスから高知市の永国寺キャンパスに移転しましたが、オープンキャンパスは起業家コースとしても初の試みでした。

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オープンキャンパスにお越し下さったのは、なんと41名もの皆さま!
ビックリです。高知でも、こんなにも社会人教育のニーズは高くなっているのですね。起業家コースの特色、教育内容、研究計画の立て方についてのお話の後、永島教授の「マーケティング発想の経営」の体験講義もありました。

その後、修了生の体験発表ということで、近森さんという男性と私が起業家コースで学んで良かったことや、皆さんから質問が出た論文テーマについて等をお話しさせて頂きました。

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実は来年度から、高知工科大学 大学院 「起業家コース」は名称を「起業マネジメントコース」に変更します。

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1999年、技術と経営とを融合した起業工学を提唱し、起業実践を目標とし開設された起業家コースは、日本でも先駆的な試みでした。 その後 起業概念も拡張し、様々な組織が自らの課題を解決し変化に適応するあり方をも含むように研究論文も進化してきました。

そこで2017年4月より、起業家コースを起業マネジメントコースと改称し、これからの脱成長の時代に魁(さきがけ)となる社会人のための大学院に取り組むことにしたそうです。起業とは新しい価値を創造すること。その価値創造を実現していくことがマネジメントの真髄であり、そのマネジメントを体得した人材を輩出するのが狙いです。

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その後も場所を変え、実に沢山の入学希望の皆さんが、直接先生方に質問や相談をしました。私も7人ほどの方と「論文への不安」や「家庭との両立」「履修科目」などについてお話しさせて頂きましたが、皆さん 目を輝かせてご自分の思いを語って下さっていたのが印象的でした。なかなかの盛況ぶりに、卒業生としては本当に嬉しい日となりました。

そして昨日は、起業家コースの集合セミナー(研究発表会)にも卒業生仲間と出席し、懇親会では先生方とも交流させて頂き、現役時代を懐かしく思い出しました。

来年度は高知教室の人数が大幅に増えることでしょう。先日ご縁があった皆さんとも、また永国寺のキャンパスでお目にかかれることを楽しみにしています。