第786回 「下関近代建築② 英国領事館レストラン」

2月9日

さて、前回に引き続き下関市の近代建築、旧英国領事館のご案内をしましょう。
(写真はクリックで大きくなります)1階の展示室を見て回り、階段を上がると…

レストラン「Liz」です。英国領事館ですから、きっとエリザベス女王のお名前にちなんでいるのでしょうね。

優美で落ち着いたインテリア。ここでお食事ができるのは嬉しいですね。
気持ちもゆったりと、くつろげそうです。

それぞれの部屋に暖炉があります。

内側から見たベランダのアーチは、こうなっています。

ラッキーなことにランチ時間に、一番乗りでした。ピーターラビットオリジナルランチ「ピーターラビットのキッチンガーデン」(2000円)を頂くことにしました。ここではピーターラビットが公式キャラクターになっているのです。

前菜が来ました。「マグレガーさんの農園 ~季節野菜のテリーヌ~」
とっても可愛らしいテリーヌの断面にビックリ!!いかにもピーターラビットが好きそうです。トップにはトマトで作ったというムースが♪

スープは「ピーターとベンジャミンのお土産 ~季節野菜のスープ~」
見た目はシンプルですが、マッシュルームとポルチーニ茸の味が絶妙で、実に美味しかったです。

メインは「犬のダッチェスのおもてなし ~牛バラ肉の赤ワイン煮込み~」
ピーターラビットというキャラクターでフィルターがかかっていましたが、こちらのレストラン、実に優秀なシェフがいらっしゃると確信しました。

最後のデザートには、ノックアウトされました!
「ピーターラビットのひみつのお花畑 ~抹茶のティラミスとピンクのメレンゲ~」

なんて美しいんでしょうか!感動です。
 野原は抹茶のティラミス、周りの壁はチョコ、花もウサギも、すべて食べられるんですよ♪♪

カップにはさりげなく、ピーターラビットが。「大人可愛い」ってフレーズを思い出しました。いや~このランチ、きれいで美味しくて、お薦めです!!

また下関に来ることがあれば、絶対に再訪しようと思いました。

第785回 「下関近代建築① 旧下関英国領事館」

2月3日

山口県下関市とお向かいの北九州市門司港には、近代建築がいくつもあります。出張のついでに、散策を楽しみました。中でも一番印象に残ったのは、明治39年建築の「旧下関英国領事館」でした。日本に現存する最古の領事館だそうです。

国内には港町だった長崎・函館・横浜に、英国領事館跡が残っています。下関の英国領事館は、長崎と同じ設計者(ウィリアム・コーワン)で同時期のものだそうです。

赤い煉瓦と白い石材の対比が美しい外観。南側ベランダの三連のアーチが特徴的です。

この建物は昭和29年に下関市がイギリスから購入し、その後警察派出所、考古館として使用され、平成になって重要文化財に指定。平成20年から5年半の改修期間を経て平成26(2014)年に再オープンしたそうです。

1階は展示室、2階は喫茶・パブなどのレストラン「Liz」になっています。

建設当時の赤煉瓦などの展示がある「赤レンガ室」。

入口の階段を上がると、レストランに続きます。

旧文書室にあった椅子とテーブルも雰囲気一杯で、お洒落です。

こちらは、旧領事室。暖炉の前には当時の椅子とテーブルが。

館長さんにご案内をお願いしたら、ものすごく熱心に歴史からご説明下さいました。机に座る姿はまさに、英国紳士のようです。

せっかくなので、私も「I am 領事!」なんてお茶目なフォトプロップスを持って1枚。(笑)

1階には4つ、2階には3つの部屋があり、どの部屋にも暖炉があります。
一番立派な暖炉はこの旧領事室のもので、当時のイギリス国王エドワード7世のイニシャルと王冠の浮き彫りが施されています。

暖炉の周りに貼られた装飾タイルは、部屋によって色や図柄が違っていて、それを見るのもまた面白かったです。

館長さんによると、窓の鍵や鍵穴は、長崎の英国領事館にあった物を原型として、レプリカを作って取り付けてあるそうです。小物一つでもおろそかにしない配慮が好感を持てました。

こちらの2階のレストランも、改めて取り上げますね。
お楽しみに。

第784回 「冬の下関にて」

1月27日

先週末は、山口県下関市の病院で研修を行いました。ご縁を頂いての研修で、山口県は初めて。博多まで飛行機で行くか JRで行くか迷いましたが、1月の時期なので雪が降ったら飛行機が飛ばないかもしれないリスクを考え、片道6時間かけてのJR移動を選びました。

看護部門の管理職の方々を集めての研修でしたが、どう接すれば、疲弊している医療現場で部下が元気になれるのか?何より自分が元気になれるのか?というテーマで、交流分析の「ストローク」(心のふれあいの行動)を選びました。「心の栄養、足りていますか?」というサブタイトルをつけて。

理論を学びたくさんのワークをして頂いたので、最初は真面目で硬かった下関の皆さんも、次第に笑顔と元気がこぼれてきたのが印象的でした。

「研修の中で一番嬉しかったのは、自分を見てもらえる受け入れてくれていると心から思えたことです。自分の知らなかったことを相手が見てくれる嬉しさ、とても印象深いです。」
「職場や人間関係、子育ては色々な迷いがあったりうまく行かないことが多く、考えることも多い中、今回の研修でかなり沢山の生きるヒントを頂いた気がします。」

お陰さまでお役目を果たせて、ホッとしたのでした。

そして研修の後、看護部長さんがご厚意で名物「瓦そば」の「たかせ」という有名店へ連れて行って下さいました。西南戦争で薩摩軍の兵士たちが戦の合間に瓦で肉や野草を焼いて食べていた話から、瓦で茶そばを焼くという料理が創作されたそうです。

写真では伝わりにくいですが、この瓦、すっごく大きいんですよ!ポットや湯飲みと比べてみて下さい。これで2人前で、女性二人では食べきれないくらいの量がジュージュー音を立てて出て来ました。

熱々の茶そばに錦糸卵や牛肉を乗せ、ネギに海苔、レモン、もみじおろしも。温かいおつゆにつけて頂くのですが、茶そばが次第に熱い瓦でパリパリになっていく食感が楽しく、予想以上に美味しかったです。

まるで竜宮城のような外観の、赤間神宮。1185年、源氏と平家が最後に戦った壇ノ浦の合戦において入水された幼い安徳天皇を祀った神社です。境内には平家一門の墓や、小泉八雲の怪談で有名な耳なし芳一堂もありました。(そこは写真を撮ってはいけない気がして、自粛。)

有名な平家ガニ。壇ノ浦の戦いで討たれた平家の怨念が乗り移ったカニだという言い伝えがもとになっていますが、本当に憤怒の形相のようで驚きました。食用ではないらしいですが、獲れても嫌でしょうねぇ。

さて、高知は食の宝庫ですが、下関も食が豊かで、実に味わい深い所でした。

最初の夜に頂いた、活きイカのお刺身。身が透き通っていて、プリプリでした。

そして、下関と言えば、何と言ってもフグです!
「KATSUMOTO」というお店で、「ふく」ののフルコースを頂きました。下関では濁らずに「ふく」と言います。幸せの福にあやかって縁起が良いからだとか。

豪華絢爛、ふくの薄造り。下関では1枚ずつ食べずに箸で数枚すくって、細いネギを巻いて食べるそうで、贅沢にそうやって味わいました。

手前は、ふくのにぎり寿司。後ろの女性と比べると、いかにふくのお刺身のお皿が大きいかがわかるでしょう。ほぼ皿鉢大です。女性4人では食べきれないほどでした。

ふくの唐揚げ。

ふくちり。食べ終わったらぞうすいにしました。
もう一生、ふくをこんなにたらふく食べることはないでしょうねぇ~。

初の下関でしたから、せっかくなのであちこち見て回りました。
次回へ続きます。