第696回 「高知のヘルシーランチ② akka」

5月14日

高知のヘルシーランチ、2回目は私の大好きなakka(アッカ)です。高知市の南川添にある、イタリアンのお店です。

696-1

こちらはとにかく地産地消と自家製にとことんこだわっていて、シェフ自ら野菜はもちろんニワトリの飼育も行っていらっしゃるとか。すべてがその場での手作りのため、お客さまが多いと時間がかかることもあるのですが、雰囲気の良い場所でゆったりしてると気になりません。

696-2

こちらのランチメニューは3種類。(2016年5月現在)

◯高知野菜のパスタ (日替わりの自家製ソースと野菜のランチ)
◯玄米のリゾット (自家栽培の玄米とパルジャミーノレッジャーノ)
◯日替わりランチ (サラダ、メイン、自家製バケット、ドリンク)

日替わりランチは1000円ですが、パスタとリゾットはセットが好きな2種~4種まで選べます。(パスタは1000円~1300円、リゾットは1200円~1500円)

・本日のミスト(前菜)
・自家製バケット
・自家製ドルチェ
・ドリンク

実は玄米のリゾットは頂いたことがなく、いつも至福の高知野菜のパスタでした。しかし今日はヘルシーランチ、ここは玄米チョイスだろうということで、私はそれを頼むことに…。
まずは、本日のミスト。

696-3

さすが自家栽培、サラダの葉物類の元気なこと。トマトのパテ?はなめらか、イタドリのシャリシャリ食感も楽しい。ところでこの手前はお肉?と見せかけて実は、筍でした!ヘルシー♪

こちらは中村の自家製バケット。

696-4

同じく中村担当の、高知野菜のパスタが来ました。いつも通り、野菜で埋もれてパスタが見えない!

696-5

「あああ~、おいしそう!やっぱりプレッシャーに負けずにパスタを頼めば良かった!」と後悔した次の瞬間。

玄米のリゾット!お前もか!?

696-6

ご覧下さい、こんなに沢山野菜が入っているリゾット、見たことありません!(写真はクリックで大きくなります)

696-7

通常、「野菜を使ってますよ~」と言っても10種類も入っていれば「おお、すごい!」って感じですよね。

それがカリフラワー、オクラ、ニンニクの芽、紫キャベツ、かぼちゃ、リュウキュウ、カブ、ズッキーニ、グリーンピース、絹さや、パプリカ、ミョウガ、レンコン、ブロッコリー、人参、茄子、ゴボウ、サツマイモ、ピーマン、キャベツ、紫大根、西洋ナバナ?、名前がわからない葉物…。その数20種類以上で、もはや「何が入ってるでしょうか?」のクイズ状態です。

696-8

実に様々な野菜の歯ごたえが楽しく、それらがパルジャミーノレッジャーノ(イタリアのチーズ)で渾然一体となって、口の中でハーモニーを奏でます。パスタに比べると玄米は噛みしめがあって、ヘルシーなのに「食べたぞ!」感が大きく、幸せになれました。なんで今まで食べなかったのか不思議なほどです。

ちなみにこれは、また別の日のパスタランチ。絵のようにきれいです。

696-12

日によって、野菜が違います。これぞ「季節を食す」ってことですよね。

696-9

デザートとドリンク。メインが凄すぎるので、これくらいあっさりがちょうどイイ感じです。

696-10

オーナーの桑名ご夫妻。いつも穏やかで温かく、居心地がいいのはご夫妻のお人柄だと思います。シェフのご主人の野菜へのこだわりは、奥様曰く「とりつかれているほど(笑)」で、自家栽培の野菜の他に、珍しい野菜を日曜市の決まった方から購入されているそうです。確かに、野菜の力をふんだんに引き出しているから、そのおいしさにまた足を運んでしまうんですよねえ。

696-11

県外のお客さまをお連れすると高知野菜のパワーに大喜びして頂ける、とっておきのお店です♪ ご馳走様でした。

「CUCINA  ITALIANA   akka」
高知市南御座19-16  ☎088-885-7666
11:00~オーダーストップ14:30、18:00~オーダーストップ21:00
定休日:水曜日

 

 

第695回 「高知のヘルシーランチ① 雨風食堂」

5月5日

先月少しダイエットをして、食べるものもよりヘルシーなものを、と意識が働くようになりました。そこで、ヘルシーランチのお店をご紹介するシリーズなら一石二鳥!と思いつきました。

第1回目はこちら、食事と図書「雨風食堂」です。食事と図書スペースのあるお店で2013年にオープンし、ネットで評判になっているようです。

695-1

実は事務所のすぐ近くなんですが、一度も行ったことがありませんでした。以前ここにあった麺屋こぶしに思い入れがあったからかもしれません。

11時半の開店前、22分頃着くとすでに3人の親子連れが。その後女性2人組、女性4人組と瞬く間に増え、11時半にシャッターが開くと、8人もになっていました。私以外は皆さん予約なさっていたようです。11席あるテーブルには全部に「ご予約」カ-ドが。す、すごい!

695-3

プラス、予約すれば親子連れにはもってこいの本の部屋があったり、テラス席もあるのですが、あっという間に満席です。

695-2

お昼ご飯は1種類。この日は「ヘイジの青海苔バター」1300円なり(2016年4月現在)。食堂の外観とうらはらで、ドリンクもない食事だけではいいお値段ですが、それでもこんなにお客さまがいらっしゃるのはスゴイ。それにしても、ヘイジって、何?どんな料理?謎が謎を呼びます。(笑)

雨風食堂では食事が出てくるまでに相当時間がかかるとネットで調査済みでしたので、そのつもりで私も本を3冊持参。しかし、2番目に入店したこともあり、予想よりも早く12時5分、35分待ちで食事が供されました。

695-4

おお、しっかりと作り込まれた印象の「お昼ごはん」です。おいしそう!一品一品手が込んでいて、これは確かに時間がかかるのは無理もないと納得。一汁五菜ですね。(写真はクリックで大きくなります。)

695-5

こちらがメインの「ヘイジの青海苔バター」。ヘイジはハマダイと言う、あまり手に入らない白身の高級魚(らしい)。煮付けの上に、青海苔のバターソースがかかっていて、手が込んでいます。青海苔バターの香りが鼻腔を刺激する…。手前は大根おろしではなく、トロロです。煮付けの味がしっかりめなので、レモンを搾りこれで丁度良い感じ。

695-6

大好きなカツオのタタキの土佐巻がある♪しかも、きゅうりや青菜入りで豪勢。お浸しはピーマンとちりめんじゃこ、シメジとほうれん草の2種類あり、どちらも優しい薄味です。

695-7

素揚げした野菜のあんかけは絶妙。かぼちゃ、なす、もち巾着、豆腐揚げ、トッピングはサツマイモのパリパリ素揚げ。野菜の甘みが感じられる、一番好きな味でした。

揚げ出しとワカメのスタンダードなお味噌汁の味は出汁が利いたしっかりめ。(私はもう少し薄くてもいいかな。)

695-8

それにしても、ごはんが美味し過ぎ。口の中でふわっとほどけるんです。全体でかなりボリュームもあるんですが、待つことによってより一層美味しくなり、つい完食してしまいました。味にメリハリがあり、ご主人の料理への情熱とプライドを感じました。

デザートは「フローズンクレームブリュレ」と「黒みつきなこの豆乳プリン」、どちらも美味しそうだったんですが、食事の量がしっかりめだったので、ここは断念。残念。

695-9

私より少し後に来た人は待ち時間が1時間くらいでしたが、皆さんマナー良くお待ちでした。時間と心にゆとりを持った人に許される贅沢なのかな。
帰ってきて思い返すと、よけいに満足感が高まるお料理だと思いました。

695-10

 

第694回 「言葉は、自由自在」

4月30日        (中村 覚)

唐突ですが、動物の「カンガルー」の語源をご存知でしょうか。昔、オーストラリアにたどり着いた探検隊が、2本の足で飛び跳ねて歩く 変な生き物を初めて見た時、現地の人に「あれは なんだ?」と尋ねます。すると「カンガルー」と言われ「そうか、あれはカンガルーという動物か」と。でも実はカンガルーというのは現地の言葉で「わからない」という意味だったとか。

694-3

中学生の時に教科書でこの話を知り、「人間はもっとお利口さんかと。…しかし 間違いが間違いじゃなくなるんだな」とけっこう衝撃的でした。ところが、これをコラムに書こうと調べて もっと衝撃的なことが判明。このカンガルーの話、実は誰かが考えたフィクションだったらしいのです。えぇ~ 話として面白いし、これが事実でいいのに。

ちなみに、「カンガルー」の語源は現地語のgangurruで 意味は「跳ぶもの」だそうです。ちゃんと当たってます。 中学校の時の教科書に だまされ続けて25年余りの時間経過…、 なんて ことでしょう(笑)

今度は間違ってはいたけれど、ちょっと 惜しい(?)話です。

学生の頃に、付き合い程度で友人とスポーツ店に行った時のことです。大していや全然スポーツに興味のない私は、連れが楽しく品定めをしている間、ただただ暇でした。仕方ないので陳列された商品を見るともなく見ていた時のことです。

ニケ…? 「これ ニケと読むの?」とシュピンッと刀傷のようなロゴの入った商品を指して聞きました。友人は驚いて、「ウソやろっ!!」の一言。

皆さん ご存知 「ナイキ」 と読むのですが、「あぁ そぅ、 まっ ナイキもニケも(自分にすれば)一緒やけどね。」
それから10年程経った頃です。 コンビニエンスストアでたまたま見かけて、買ったのがこの本。

694-1

「天使」と「悪魔」がよくわかる本。

皆さん、天使といえば、背中の翼がイメージとしてしっかりあると思います。しかし もともと聖書には天使の姿形についての描写は、ほとんどなかったようです。有翼の姿が人々に広まるのは4世紀以降とのこと。この時にモデルにされたのが、ギリシャの女神「ニケ」。ローマ名はウィクトリア、英語ではヴィクトリア。 勝利の女神です!

そしてスポーツメーカーの「ナイキ」は「ニケ」の英語読みで、会社のロゴは翼がモチーフということが書いてありました。学生の時に知らずに「ニケ」と読みましたが、あながち間違っていなかったのかな と。(笑)

最後に。
皆さん、「Michael」 これを何とお読みになりますか。

最近 知ったことなんですが、この「Michael」は 英語読みすればマイケル、ヘブライ語読みすれば ミカエルだそうです。私にすれば、「うーん、まぎらわしい。」(笑)

マイケルと読めば、「フォッー!」と独特なダンスで奇声を発する マイケル・ジャクソンが頭に浮かび、ミカエルと読めば、大天使ミカエル、教会の大聖堂や聖書が浮かぶかもしれません。

694-2

最初に活字を見て、次に読んで、そしてイメージする。 視覚 → 聴覚 → イメージ。でもそれらはちょっとしたきっかけで、大きく変わるんですね。言葉とイメージって、ホントに面白いなとつくづく感じます。