ウィークリーN
第2回●2002年11月6日(水) 「高校生就職最前線に異常あり」
   
  今日、三翠園ホテルで「高校卒業予定者のための就職ガイダンス」というお仕事をさせていただきました。
集まった高校生はなんと、20校、190名!私は午前中の1時間半ほど、「社会人となるための心構え」「面接準備」「面接でのポイント」などをお話しさせていただきましたが、広間を埋め尽くした高校生達の真剣にメモを取る姿に、今年の就職戦線の厳しさを感じました。

でもこれで驚いてちゃいけなくて、午後の就職フェア(企業との予備面接みたいな感じ?)には、なんと350名もが参加したのです。対する求人は32社、120名程度。非常に狭き門、ということがおわかりになると思います。人気企業は事業説明を15人ほどのグループに分け、何回も行っていました。

気になったのは、高校生達のマナーの低さです。実は午前のガイダンスでもお話しし、少し実践練習もしたのですが、あいさつ、おじぎ、「はい」という返事などがなってないことといったら!
企業側が一生懸命説明していても、仏頂面で黙って頷くだけ。終わって「ありがとうございました」と頭を下げるのは企業側で、高校生達は無言で去っていく…といった光景をあちこちで見かけました。これじゃあ駄目ですよ、高校生諸君!!

かつてないほどの不況、就職の厳しさ。
そこを勝ち抜いていくためには「まず日常のマナーからだなあ」と痛切に感じた午後でした…。

 
 
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