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第234回●2007年5月20日(日 )

  やりなおしてヤ!障害者自立?支援法

 

 今日はまるで夏のような良いお天気の中、高知市の中央公園で障害者自立支援法に反対する集会が開かれました。
 「やりなおしてヤ!障害者自立?支援法 土佐っ子1000人緊急集会」と名付けられた会は、障害者自立支援法の抜本的な見直しを求めたものです。
 障害者自立支援法は「保護から自立、自立から就労、就労から社会貢献」を謳っています。「職業を得て生活の糧を自ら得ること」を自立とし、社会の一員となることを目標としていますが、障害者の多くは必要な支援を得なければ、健康や命の維持さえできないのが現状なのです。
 集会には、ビックリするほど多くの人が集まりました。多くの人が、「障害者自立支援法に反対」の黄色いタオルを首や頭に巻いています。
集会の後は、中央公園からひろめ市場までの往復を、デモ行進しました。
「こじゃんと困っちゅう!障害者自立?支援法」
「障害者福祉は社会保険ではなく、社会福祉として行って」
「自己選択と自己決定をさせてください」 等の言葉が並んでいました。
 中でも驚いたのは、このプラカードでした。
「考え直してや!手話通訳の有料化」
「手話を話すと なぜお金がいるが?」
えっ、手話を話すのに、お金がいるの!?コミュニケーションは基本的人権で保障されるべきではないでしょうか。何でもお金がなければできない世の中になっているのでしょうか。あまりに悲しすぎます。

 デモの行進の列は、500mくらい続いたでしょうか。その昔、土佐人は「自由は土佐の山間より」と自由民権を高らかに求めました。私には、障害者の自由を求める人々の行進が、その姿に重なって見えました。
 
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