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第296回●2008年7月27日(日)

 「土佐土産あれこれ

 暑い毎日が続いていますが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。

夏は、多くの方と交流する季節でもあります。「お土産、何にしよう?」県外へいらっしゃる時、県外からのお客様を招く時、こう悩む方は多いでしょう。私も同じです。

 夏には、さわやかなゆずドリンク「ごっくん馬路村」は定番として喜ばれると思うのですが、ビンが重たいという難点があります。日本酒も同じく。安くておいしい久保田のアイスクリームは、残念ながら遠くへ持参できませんし…。

 ここはひろめ市場という、日曜市の近くにある買い物やお食事スポットです。私はここで芋ケンピという、郷土のお菓子をよく買います。ケンピはサツマイモを細長く切って揚げ、砂糖をからめた昔ながらのお菓子ですが、このお店にはちょっと変わった風味のものがあって。
 それがこの「塩にんにく」です。にんにくは私のスタミナ源ですが、ついつい後を引くおいしさなんですよ〜。ケンピはあちこちで売られていますが、塩にんにくは私の知る限りここだけで、これをちょっとしたお土産の1つにしています。

 女性に喜ばれるのは、室戸の海洋深層水を使ったシュウウエムラのスプレー化粧水です。高知限定ではありませんが、喜ばれておしゃれなものというとこれかな。お風呂上がりや洗顔後、化粧水をつけるまでの乾燥防止のため、使うといいですよ。ひろめ市場でも売っています。

 これの小瓶は軽いし見た目もきれいなので、2本組み合わせたり、ケンピと合わせ技として使ったりしています。

 吟醸カステラという日本酒をた〜っぷりしみ込ませたカステラも、喜んで頂きます。こちらは旭にある桂の「蔵出し」という、餡を薄く挟んだカステラ。でもこれも難点は重いこと。ですからこれがお好きな方には、発送しています。

 今回、県外の友人から「欲しい!」とラブコールを受けたのがなんと、「エチオピアまんじゅう」。確かに、意味不明で興味をそそられる対象だと思います。なんで高知なのにエチオピアまんじゅうなんだ?と。(笑)

 このお店は野市町という、高知市から車で30分程離れたところにあり、エチオピアまんじゅうは残念ながら、駅やひろめ市場では売っていません。
改めて、自宅用にも買ってみました。

 まず、上の包装紙。おまんじゅうの色を地色として(と私は感じました)、エチオピアの国旗を彷彿とさせる緑、赤、黄色をアクセントにしているというところがニクイですねえ。

 そういえばこのおまんじゅう、以前はなまるマーケットという番組で、嘉門達夫が紹介してから全国に知られるようになったらしいです。

 中身は至ってシンプルな、あっさりとした一口まんじゅうです。別にエチオピアの形をしているとか、原材料を輸入しているわけではありません。

 では、なぜ「 エチオピアまんじゅう」なのか?

  昭和の初め、エチオピアはイタリアの侵略を受けましたが、これを勇敢に迎え撃ち、苦戦の内にも撃退したそうです。このニュースに感銘を受けたご主人が、自分の店の黒糖まんじゅうに敬意と賞賛を込めて、こう名付けたそうです。

 ちなみに平成8年、駐日エチオピア大使とその夫人がお店を訪問し、エチオピア公認としてくれたとか。この小さなおまんじゅうには、国際友好の秘話があったのです。

  こういう蘊蓄(うんちく)を傾けるのもまた、お土産の楽しみの1つかもしれませんね。

    

 

 
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