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ウィークリーN
第30回●2003年5月30日(土) 「雨の風景 」


梅雨入りもしていないのに最近は雨が多く、季節はずれの台風までやって来ようとしています。庭の水やりを手抜きできるのはありがたいのですが、生ぬるい風が木々をはためかせ、「しけの風」を実感させます。
昔は梅雨の頃は、風情のあるしとしとと降る雨が多かったように思いますが、最近は被害が出るほどのバケツをひっくり返したような大雨になることも多く、強い雨が降ると心が落ち着かなかったりします。

 

さて、高知では雨の季節といえば、春野町のあじさい街道が有名です。水路に沿って、まっすぐ1キロほど、あじさいが咲き誇ります。さすがにまだ早く、6割ほどしか咲いていませんが、満開の頃は、憂鬱な雨の気分を和らげてくれます。

私の好きな歌のフレーズに、こういう詞があります。
「雨にも匂いがあると 濡れてみるたびに思う」
これを聴いたとき、なるほどなあと思いました。 こういう感覚を的確に言葉にのせることのできる人の才能がうらやましいものです。(恋は終わりのない追いかけっこ・天野滋)

あじさいの花言葉は「移り気」ですね。 人の心にも様々な思いがあり、しかもそれが刻々と変わっていく。若い頃は嫌でしたが、最近は人の心が移ろうというのも、それだからこそ進歩があるのかもしれないと思うようになりました。人はそれぞれ感性が違うからこそ引き合ったり、相乗効果でそれぞれがもっと輝いたりできるのかもしれません。あじさいには「辛抱強い愛情」という花言葉もあるそうです。様々な色合いが、それを黙って教えてくれているような気がしました。

ちょっとうれしかったこと。このあじさい街道のすぐ北側に、「あじさい街道無料駐車場」が整備されていたのです。南には、小さな東屋もありました。シーズンには見に訪れる人も多いでしょうから、こういうのがあると助かりますよね。

 
 
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