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第344回●2009年6月28日(日)

 「山の中のイタリアンカフェ 

(今回は、中村覚が担当します。)

 今月の初め頃、高知新聞で高知県出身の作家、坂東眞砂子さんが、鏡ダムの奥にある「樽の滝」近くにイタリアンカフェをオープンしたという記事が掲載されました。私も存在は気になりつつも、街中のお店と違い「〜のついでに寄ってみよう」というわけにもいきませんでしたので…、しかしやっと昨日、行ってきました。空も曇りで、暑すぎずドライブ日和でした。

 高知市の鏡ダムを車でさらに上流に進むと10分足らずで、「オーベルジュ土佐山」方面と「樽の滝」方面に分かれる岐路があります。
その後も、要所、要所には同じように看板がちゃんと道案内をしてくれますので、そのまま15分程、自然の空気を満喫しながら車を走らせるとお店に到着です。ただ途中、道幅がけっこう狭くなったり、ガードレールが無い箇所がありますので、大きめの車よりは小回りの利く車で行くのがいいかと思います。

 「山の中にこじゃれたものがあるシュールさを楽しんでほしい」、新聞にあった坂東さんのお言葉の通り、お店に到着すれば、オシャレで開けた空間に「うゎっ」という感じです。店名は「La Cascade(ラ・カスカードゥ)」、フランス語で「滝」の意味だそうです。

 ご覧のようにオープンカフェで、3席のテーブルに椅子が4つずつ設置されています。「予約してくれるとありがたい」というのは、もっともだと思いました。現に食事中、3台程車が来ましたが、席がいっぱいだったのでそのまま帰って行きました。この山奥に短時間の間に、これだけ車が来ることにも驚きましたが、やっぱりせっかくお越しになったのに「もったいないなぁ」と思いました。席が空くまで待つことが苦にならない方は別ですが、やはり予約をなさってからお越しになる方がいいかと思います。(ちなみに、この日、私も予約してから伺いました)

 さて、それでは気になる食事です。まずはパスタとピッツァを頼みました。ランチタイム中(11時〜14時まで)はこのように野菜が付きます。ドレッシングを控えめにしてあるので、野菜本来の味が楽しめます。私はこういうのが嬉しいです。たまに外食した際、ドレッシングのかけ過ぎで、野菜の味がわからなくなっているようなサラダにみなさんも遭遇することがありませんか?(笑)

 パスタはキノコ(シメジ、エノキ)の入ったトマトソース(1000円)です。味は手作りトマトソースベースで、他にはツナとボロネーゼがありました。すこし量が少ないかなと思い増量した1300円のものを頼みました。麺にとても歯ごたえが有りますので、しっかりと噛んで食べ終えた頃には、脳の満腹神経も満足です。そして見た目程、味がしつこくありません。

 ピッツァ(1000円)はアンチョビと自家製のベーコン味が半分ずつです。皮の食感はパリパリしていて塩加減がたまりません・・・。これはもう「絶妙」と言ってもいいかなと。食のコメンテーターでもない私が知ったふうなことを言うつもりはもちろんありませんが、私の中では「絶妙」です。「カロリーを気にせずに食べたい」そう思わせます!

 これは食後の、ちょっと不思議な味の手作りチーズケーキです。一口目から「チーズ」を押し出してくるのではなく、最後に口の中にチーズの風味が残るといった感じです。口当たり、味もまろやかでこってりしていない、でも物足りなくない。不思議なチーズケーキです。デザート好きな私には「ちょっと量が少ないかな・・」と次回への楽しみを残しつつ、ご馳走様でした。

 メニューは全体的に味が薄めだと思います。しかしそれは、食材本来の味が生かされている自然な味の証拠。自然の中で食べる自然な味。
週末、生活に一息入れられそうな味わいかと思います。

 午前11時から日没までで不定休。オープンカフェのため雨天は休業。「予約してくれるとありがたい」とのこと。問い合わせは野崎さん(090・3008・9065)へ。

 

 

 
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