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ウィークリーN
 

第386回●2010年5月2日(日)

 ちょっとした工夫で」


 気持ちの良いお天気が続き、ゴールデンウイークまっただ中です。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

 我が家は長女が1週前から喘息の発作を起こしました。風邪と重なったらしく、最初は39度の発熱を伴い、点滴をしてもなかなか良くならず、夜は咳で(夫と私は介護で)眠れない日が続きました。夜の会議や勉強会などをキャンセルし、治療にあたりましたが「これ以上良くならなかったら、もう入院しかない」というギリギリの日が続き、当然ゴールデンウイークも家でずっと過ごす羽目に…。とほほ。

 障害がある子どもを持つと、子育ては卒業がありません。以前はそれを大変だと思っていましたが、空の巣症候群(子育てに専念していた女性が子どもの独立後、喪失感などに陥ること)の友人から「子育てが終わらないあなたが 
うらやましい」と言われてからは、「なるほど、そういう考え方もできるなあ」と思い直しました。病気の場合はやはり大変ですが、出張などが入っていなかった、連休と重なったというだけでも幸運ですね。(笑)

 さて、そういうわけで身近なお話しかないのですが、最近身の回りで「これはいいなあ」と感じたことを2つご紹介しましょう。

 はるのハーベストというお店に行った時のこと。レジにキュウリが置いてありましたが、よく見ると「切り口が星形とハートのキュウリ」だったんです。1本240円のところ、220円と出ていました。少し前に新聞で見ていたので、「コラムのネタになるかも〜」という下心で買ってみました。(笑)

 切ってみると星形がたくさんできて、すごく可愛いサラダになりました。 手間はかかりますが農業の差別化戦略として、面白い試みですよね。 カップルでお家デートなんて時に、ハート型のキュウリサラダだと、盛り上がるでしょうね〜♪
 もう1つ。ここは近くのスーパーのATMコーナーです。4つの銀行が入っているのですが、今までは次の人は外で一緒に待っていました。ところが前の人は、どの銀行を待っているのかわからないわけで、混乱が起きたりしていました。それがこのほど、スッキリしたのです。
 足下をご覧ください。4つの銀行名が書かれたラインが新設されたのです。これでもう混乱は起きず、便利になりました。ちょっとした工夫ですが、待つ方としてはとても助かります。

 こういう、ちょっとした工夫がもたらすゆとりって 大事ですよね。今の世の中、こういうことこそが大事かもしれません。そして、こういうゆとりを楽しめる人でありたいなあと思っています。

 できればもうちょっと、私のスカートにもゆとりが欲しいところですが…。(笑)

 

 

 
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