HOMEへ戻る 研究所案内研修プログラム実 績セミナー情報お問合せ
|WEEKLY “N”|T医師のひとりごとすずかの気ままにDO!
ウィークリーN
 

第392回●2010年6月13日(日)

 「あっぱれ!すずめ燻製工房、ドイツで金。

 6月10日の高知新聞を読んで驚きました。なんと、すずめ燻製工房のハムやソーセージがドイツで開かれた国際食品品質協議会で、みごと金賞を受賞したのです。
 
 障害者の就労支援施設が、初出品なのに最高位の金賞を受賞したということで、なんとも嬉しいニュースでした。

 ドイツと言えばソーセージの本場です。国際食品品質協議会はドイツ農業協会主催で、120年の歴史を持ち、世界で最も権威のある食品コンテストの1つとされているとか。

 このコンテストでの金賞受賞は本場ドイツの職人達の最大の目標で、美味しさはもちろん材料・香り・色・香辛料・添加物等200項目以上をクリアしなければなりません。金賞受賞はその最高の品質を表彰されたものです。

 

 受賞したのは、ロースハムとチーズソーセージ、ゆずソーセージの3品が金賞、定番のソーセージが銀賞です。素材は四万十町の芋ケンピを食べて育った豚、黒潮町の完全天日塩など、県産にこだわり健康にも良い商品作りをしています。小規模作業所ならではの手作りで、製造工程に3日間かけゆっくりと仕上げるため、味わいも普通よりも肉本来の味がしっかりします。

 保存料や発色料が無添加のため、色がくすんでいたり、賞味期限も2週間と短く、パキッとした食感ではありませんが、安全で本物のハム・ソーセージを作りたいと思うと、コストのかかる作り方しかできないようです。地元のスーパーで見かけることもありますが4本で600円くらいかかるため、消費者としてはかなり手を出しにくいかもしれません。(笑)かつて商品の良さに着目した大手のスーパーなどから引き合いもあったようですが、数を出せないという理由ですべてお断りせざるを得なかったようです。

 実は夫は燻製工房を含めたすずめ福祉会の理事長をしていますが、夫ですらこの受賞のことは知らず、新聞を見て驚いていました。(笑)それだけ工房長は自然体で、コンテストに参加したのでしょう。たった10名あまりの小規模の就労支援施設が、大手のメーカーと並んで受賞したというのは痛快でした。

 私が高知新聞の記事で何よりも心に残ったのは、30歳の通所者の方の言葉でした。



「偉い人に審査してもらって賞をもらえたのはうれしいけど、高知のそこら辺のおんちゃん、おばちゃんがおいしいと言ってくれるのが一番うれしい。」

グッと来ました。

「じゃ、この商品頼んでみようか」とお考えくださったみなさま。ありがとうございます。

 ただ、大変申し訳ございませんが、6月13日現在 注文が殺到しており、かなりお待ち頂かなければならない状況のようです。なにせ、少人数でコツコツと作っているところですから、商品備蓄があまりないのです。ご容赦くださいませ。
「待ってもいいから食べてみたい!」とお考えの方は、下記をご覧頂ければ幸いです。

すずめ燻製工房 注文サイト「47クラブ」

 

 
ご意見・ご感想お寄せください!
 
 
ページの先頭に戻る
人材育成研修・各種セミナー承ります。
Copyright(c)2002 人・みらい研究所 All rights reserverd.