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第445回●2011年6月26日(日)

「夢のある建物での研修」

 先日、安芸市である研修を行いました。
会場の安芸広域メルトセンターは、国道55号線を走っている時に以前から「あの建物は何だろう?」と疑問を感じていた、小高い山の上に立つ白亜の建物でした。

 お天気が悪かったのが残念です。青空のバックなら、すごく映える建物なんですが…。

 近くで見ると、なんだかアンパンマンのパン工場みたいに夢のある建物なんです。

 でも実はここ、安芸広域のゴミ処理場なんですよ。しかもそれだけではなくて、安芸広域市町村圏事務組合などの事務所も、ここにあるのです。平成18年に完成したそうで、結構新しく大きな建物です。

 研修はこの中の研修室で行われました。ごめん・なはり線のキャンペーンレディがこのたび7月に新設されることになったのです。ごめん・なはり線沿線の観光行事や県内外で行われるイベント等において、ごめん・なはり線及び県中東部を積極的にPRしてもらおうというものです。

 せっかくなのでこの機会にと、安芸市のキャンペーンレディと室戸市のキャンペーンレディも参加してくださることになり、総勢9名(と、事務局の皆さま)での研修となりました。

 ズラッと並んだキャンペーンレディの皆さん。キャンペーンレディーの活動と心構えに始まり、話し方、立ち居振る舞いなどの表現トレーニングを経て、VTR撮影までいたしました。

 このところ大学・高校での仕事が非常に多かったので、熱意があり、笑顔でチャレンジしてくださる受講者の皆さんに、社会人としての意識の高さを感じました。

 思いがけない再会もありました。研修後、「筒井先生、私のこと覚えていらっしゃいますか?」と、ひときわ熱心だった受講生に訊かれたのです。「え!?…じゃあどこかの大学の講義でかなぁ?…」このところ、とみに記憶力が低下している私のこと(笑)、残念ながらわからず…。

 彼女が笑って「NOVAです」と教えてくれ「ああ!」と思いがけない答えに記憶が蘇ってきました。5年ほど前でしょうか、倒産したNOVAに通っていたときに たまたま1度だけ同じ教室になり、気が合ってお昼をご馳走した女子大生がいました。県外の大学に進学し、帰省中だったのがその彼女です。たった一度の出会いでしたが、私の名前を覚えていてくれたのです。思いがけない再会に人の出会いの不思議さを感じ、大変嬉しくなりました。

 研修が終わってから、せっかくなので建物内を案内して頂きました。


 最近は工場見学がブームになっていることもあり、このセンターも見学に訪れる方が少なくないようです。実際にゴミが処理される現場を見ることで、そうした問題を考えるきっかけにもなると思います。
 こちらは楽しい「ごめん・なはり線」のキャラクターが眠っている部屋。こちらで、イベントなどの出番を待つのです。見ているだけで楽しい気分にさせてくれるこうしたキャラクターを次々生み出してくださるやなせたかしさん。90歳を超えられても豊かな創造性と高い社会貢献をなさっている、私が尊敬する方です。

 ここからは安芸市内が一望できます。お天気が返す返すも残念でしたが、「安芸市役所で手を振ったら見える(笑)」と言うほど眺望が素晴らしく、「また来たいなあ」と思いつつ、後にしたのでした。

 キャンペーンレディの皆さんが、これから活躍してくださるのが楽しみです。

 

 
 
 
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