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第454回●2011年8月28日(日)

「ヘビーな話」

 (注:ヘビが苦手の方は、今回はパスなさってくださいね)

 今年の夏は、なんだか8月半ばにして峠を越したように陽射しがおとなしくなったような気がします。暑すぎないのは助かるのですが、なんだかもう夏はほとんど終わったような、ちょっと寂しい気もしています。
 以前も書いたように、今年はゴーヤを育て、たくさん食べました。
テレビで見た「塩ゴーヤ」(塩を1本につき小さじ1混ぜて、重しをして1時間おいたもの)を作り、鰹節で和えたり、ゴーヤチャンプルを作ったり。
 ある朝、珍しく6時過ぎの早い時間にゴーヤに水をやりに外に出ました。じょうろを持って近づくと「ん?何か違和感が…」。すると、なんと!
 ヘビがいるではないですかー。実はこのヘビ、1か月ほど前にも家の裏手で一度見かけたことがあったのです。「こんな住宅地の真ん中にヘビがいるの?」と驚きました。ここに住んで15年になりますが、ヘビを見たのは初めてでした。

 以前は隣が田んぼでカエルなどもいたのですが、今ではアパートが建ち、住みかにも苦労してるだろうに。「けなげだねえ〜」と同情したのでした。

 私は別段ヘビは苦手ではないので大丈夫です。「これはチャンス!」とカメラを持ってきて、撮影しました。幼蛇でしょうか、胴回りは私の親指くらいと細く、長さは50cmほどでした。

 ただ、模様から「ひょっとして、マムシ?」と思い、ちょっと困りました。かくして朝早くからネットのヘビ図鑑と向かい合う羽目に。
模様からは、ニホンマムシか、もしくはアオダイショウにもこういうパターンのものがいるようで、「どっちだろう?」と悩みました。 マムシでさえなければ、「どーぞ、どーぞ!」って感じなのですが…。

 ちょうど、山里である主人の実家に里帰りをしたので、義父に写真を見せて「これ、マムシでしょうか?」と訊いてみました。
「どれどれ…、うーん、模様はちょっと似てるねえ。しっぽが写ってたら良くわかるんやけど」
「しっぽは長くて、シューッと細くなってました」
「マムシのしっぽはねぇ、急に短くなっちゅうき、多分これは違うんじゃないやろうか」
「ああ良かった。じゃあ、大丈夫ですね」

 ほっとしてくつろいでいると、義父が「来て来て」と外から呼ぶ声がしました。

主人と次女と私が、急いで出ていくと…

「すごい!ホンモノや!!」
なんと義父が、本物のマムシを捕まえて来てくれたのです。 生きた教材です。
長さは50cmくらい、生命力が強く、まだ生きていました。

長さはうちのヘビと同じくらいでしたが、スタイルはずんぐりしていて、明らかに違います。

 左がマムシのしっぽ、右がうちのヘビのしっぽです。
ね、明らかに違いますよね?

 資料のためにと、写真をたくさん撮っていると、主人と次女はあきれて家に入ってしまいました。
でもこんなチャンス、滅多にないんだもん〜。

 まあ日頃はヘビにバッタリ出くわす、なんてことはないでしょうけど、これでもうマムシは見分けられそうです。
サバイバルの力も、大事ですからねぇ〜。 (笑)

 

 

 
 
 
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