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第490回●2012年5月13日(日)

 「コミュニケーションのマナー こぼれ話」 

 4月から新入社員研修や学生のインターンシップ前講座等が続き、その中でマナーとコミュニケーションを教えることが非常に多い時期です。
 今回はそういう研修の中で寄せられた、受講なさった皆さんからの質問を取り上げてみたいと思います。

 最初は、おじぎの姿勢についてのご質問です。

・筒井先生の手の組み方が、右手が上になっていましたが、私は左手と教わりました。どちらが正しいのでしょうか?

 女性の手の組み方について、私は「どちらが上でも構いません」とお話ししています。実は「左が上」、「右が上」と諸説あるのです。

 「左が上」説は秘書検定の参考書でも、「女性は左を上に手を組み、あいさつする」などとなっているようです。かつて武士が刀を差していた時代に、刀を抜く意志がないことを示すため、利き手を押さえるよう左手を上にした武家の作法の名残のようです。「じゃあこっちが正解でしょ!」と思いがちですよね。(笑)

 対して 「右手を上」にするのは、お客さまに何かあった際、「すぐに利き手を差し伸べられるように」という理由からです。ビジネスの現場に即した理由ですよね。じゃあ、利き手が左なら?…

 というわけで、私は両方を認めています。そのため「○○を上にして下さい」、という指導はあえてしていません。ちなみに、以前は「左が上」派が多かったのですが、今は次第に右が上に変わってきているようですね。どちらが正しいというよりも、きちんとした姿勢をとることを重視すれば良いのではないかと思います。とはいえ、企業での統一は(特に接客業の場合)、やはりあった方が良いでしょうけれど。



 一方、教職をとる大学生のための介護等体験事前指導では、様々なコミュニケーションをとる演習をします。国際マナーが必要な握手もやってもらうので、こういう質問が出ます。
  ・握手を求める時、自然に左手を出していた。マナーとしてどちらが良いと決まっているのですか。

 握手をするのは基本的に右手です。左利きであっても右手で握手をします。インドなど左手を不浄とする地域では、完全に右手のみに限った握手が行なわれているそうです。


・ペアで組んで握手をした際、握手は片手でするべきですか。左手はそえたほうが良いのでしょうか。あと握手をする際、目線はどうすれば良いのでしょうか。

 握手は、通常片手で良いでしょう。友好を強調する場合に、左手を添える事が多いようです。目線は、笑顔で相手の目を見るといいでしょう。
 また目上の人から手を差し出すのがマナーなので、目下の人間から握手を求めてはいけません。男性と女性の場合には、女性から先に手を差し出すのがマナーです。

 男女ペアになってもらうこともコミュニケーション・トレーニングの一環ですので、初対面のペアはちょっと照れながら自己紹介やワークをし、最後に笑顔で握手しています。

 人見知りで初対面の人とのコミュニケーションが苦手な学生が多いのですが、勇気を出して一歩踏み出すと
「最初少し恥ずかしかったが、どんな言葉やどんな話し方をすれば、上手に間違いなく伝わるのかと意識して練習するうちに、どんどん楽しくなってきた。」「自分が成長しているような気がした」「生きている会話を学べたように思う」などと感想が寄せられます。

 そんな時、コミュニケーションが人生を豊かにすることに気づいてもらえたことを嬉しく思い、人とふれあうことの大切さを改めて感じるのです。

 

 
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