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第494回●2012年6月9日(土)

 「高知県医師会准看護学院にて」 

 高知城のすぐ西、以前市民病院があった跡地に「総合あんしんセンター」ができて2年。
ここには高知市保健所、 消防局、高知県医師会などがあります。
私も一度、県の医療審議会の会合で出向いたことがあります。

 

 こちらの3階に、高知県医師会准看護学院があります。
実は思いもよらなかった展開ですが、来年度からこちらで 授業を持たせて頂くことになりました。 科目名は「人間とコミュニケーション」。
患者接遇や交流分析、障害者ケーススタディなど、16回の授業を行う予定です。

 私は以前、専門学校や短大の非常勤講師のご依頼を頂いた時には、「定期的に通うのは企業研修などもあり、時間的にとうてい無理ですので…」と辞退していました。
(今担当している3大学での講義は、どれも集中講義です。)

 今回このお話をお受けしたのは、自分が交流分析の勉強をしたことが非常に大きかったと言えます。
私は医療業界の人間ではありませんが、先生から「看護も今、コミュニケーションを学ぶことが重要なのです。
ぜひお願いできませんか」というお言葉を頂き、何か貢献できることがあるかもしれないと思うようになり
ました。
確かに、患者側にしてもコミュニケーションを重視する看護師さんは信頼につながりますよね。
そして看護の専門学校がそういう見識を持ってくださるのは、ありがたいことです。


 交流分析は快い人間関係を築き、自律的な人生(自己実現)を目標としています。
看護の現場においてそれが実践できれば、患者さまにも看護師にも
ずいぶんストレスが減り、より良い関係が築けるのでは
と思います。


 「人間とコミュニケーション」は来年度新設される科目です。幸い日程調整も全面的に
ご配慮くださるということで、経験させて頂くことにいたしました。

 看護学校と言えば、やはりナイチンゲール像が象徴的です。
ナースキャップが廃止された今でも、戴帽式は感動的な行事のようです。
ナイチンゲール像から灯りを受け取り、そのキャンドルの明かりの中で
ナイチンゲール誓詞を朗読するものです。


 看護学生も、今や男性が増えてきたり社会人の方も多く学んだりと、多様化しています。それだけ、悩みもまた多様化してきていると思います。自己成長できる心理学の交流分析などは、きっとお役に立つことでしょう。

 現代のナイチンゲールの卵のみなさんに来年度から定期的にお目にかかれると思うと、今からなんだか楽しみな気分です♪

 
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