内容は、世界中の美しい書店を、それぞれの特色を交え紹介するというものです。
例えば、オランダにある 元々は教会だった建物は、今では書店へと様変わり。しかしそれだけではありません。
時が経ちまた教会として使われる日を考慮し、本を所蔵する棚などは壁に打ち付けておらず、景観を損ねることのないように工夫されています。
アメリカにある書店はアウトドア、つまり常設屋外書店です。普通に本を販売する一方、面白いシステムもあります。家にある本
3冊とお店にある本 1冊を交換してくれます。なんともユニークですね。
ポルトガルにある書店は、すばらしい職人技で店内が装飾されています。幻想的かつ厳かな雰囲気が漂う築100年を超す店内には、曲線を描く魅力的な階段が有り、この階段見たさに世界中から観光客が訪れるそうです。その名も
天国への階段。
このように色々な書店が紹介される中、番組の最後を飾ったのは日本の書店でした。これは意外!
「世界で最も美しい書店」という番組名なのに、まさか日本の書店が入っていたとは。
その書店というのは、みなさん ご存じのTSUTAYAです。東京
代官山の蔦屋書店。ここでは「TSUTAYA」ではなく「蔦屋」なんですね。木立に囲まれた佇まい、そのコンセプトは森の図書館。「お店というよりは、くつろげる場所」という発想から誕生し、店の内外に設置されている椅子の多さも魅力の一つです。訪れる人それぞれが好きな本を好きな場所でゆったりと楽しめる上質な空間。(
行ったこと ないですけど。)
このように日本の書店がセレクトされていたことに気を良くした私は、番組の最後で紹介された書籍、この番組の元になった「世界で最も美しい書店」
にも興味を持ちました。もちろん「読んでみたい!」というのが動機です。でもそれだけではなく、実は本を買ってコラムのネタにしようという、よこしまな気持ちも
けっこう いっぱい たくさん。(笑)
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