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第554回●2013年8月3日(土)

「あわび蛍」によせる想い 

 8月に入り、高知では暑い毎日が続いています。
東北ではやっと今日、梅雨明けになったそうです。
ずいぶん遅かったので、ホッとしました。

 そんな中、岩手県宮古市の榎本さんから素敵な贈り物が届きました。
彼女は、宮古市復興支援のための「ミニタイガープロジェクト 」を立ち上げた時の愛棒♪です。

 箱の中には私の大好きな銘菓「カモメの玉子」と、こちらが入っていました。

 アワビの貝殻を使った、LEDライト「あわび蛍」。
貝殻の持つ、独特の色彩のグラデーションが本当に美しいのです。

 これを送って下さった榎本さんの思いがとっても嬉しくて、
いつまでも眺めていたくなりました。

 このライトは、岩手県宮古市復興プロジェクト「かけあしの会」によるものです。
この会の名前には、「被災者への援助に必要なのはスピードだ」という思いが込められています。

 経済的支援も重要ですが、被災者一人一人が「見捨てられている状態」を作らないこと、「被災者への自立・生活再建には雇用と労働が欠かせないこと」に、深くうなずきました。
 この会で家にこもりがちな被災者の皆さんへの作業提供をするためにとりくまれたのが、復興商品ではなく、この先もずっと特産品として愛される商品づくりだったそうです。それがこのあわび細工でした。

ところが、あわび貝が津波で流され、手に入らない。そこで全国に呼びかけ、ご支援頂いたあわびを使用しているそうです。 地元の貝は蝦夷あわびで薄いけれど、輝きがきれい。支援して頂くのは本あわびで厚く、アクセサリーに最適。それぞれの特徴を活かし、商品を作り上げているそうです。


 ちなみにこのライトは企画から製品化まで、一年かかったそうです。

 復興商店「かけあし」というネットショップもあります。
貝殻ストラップやアクセサリーもあります。品切れ中のものもあるので、
よく売れているのでしょうね。


 東北を支援したい思いはあるけれど支援先がわからない方や、どなたかにプレゼントをお考えの方、こちらを復興支援の一助にお考え頂ければ幸いです。

 最後に、“まだ見ぬ良き友人”榎本さんから頂いた大切なメッセージを、ちょっとだけ公開します。(笑)

ずっと温かく支えてくださった筒井さんへの感謝、
これまでいろんな出来事を一緒に乗り越えて来た記憶、
これからも忘れることはありません。
これまでのお礼に何か形に残る物をお送りしたいと常々思っていました。
二人で立ち上げたミニタイガープロジェクト完遂!の記念として、
代表へ副代表からの「ありがとう」の気持ち\(^o^)/受け取ってくださいね♪

 榎本さん、本当にありがとうございます。
私の方こそ支援活動に関わらせて頂けたことに、とても感謝しています。

 これからもずっと 心を寄せていきますので、皆さまも東北へのご支援、引き続きよろしくお願いいたします。

 

 
 
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