第1029回 「出版への道③~【追手前伝説】完成間近」

10月29日

仕事に追われているうちに、10月も終わろうとしています。
制作中の『追手前伝説』は10月には完成予定でしたので、何名かの方から「本はできましたか?」「待ちかねています」とのお問い合わせを頂きました。本当にありがとうございます。

知らなかったのですが本の校正は何度も行うようで、最初は100カ所以上あった訂正箇所も、50カ所、20カ所…と回を重ねるごとに減っていきました。結局5回ほど行ったでしょうか。仕事の繁忙期と重なったため、校正原稿の提出に時間がかかり、結局完成は11月10日頃となりました。お待たせして、申し訳ございません。

11月19日が追手前高校の創立記念日ですので、その日を発行日と決めました。
11月18日(金)には、追手前高校の校友会の総会があるようです。コロナ禍のため、通常のオープンな総会ではなく役員だけの限定開催になるようですが、「そちらでお披露目をしては」と校長先生からも有り難いご提案を頂戴しました。喜んで、はせ参じます!(笑)

研修の仕事をして喜んで頂くことはありますが、仕事の前からこんなにも待ちかねるお声を頂戴することはなく、本当に嬉しい限りです。出張帰りに美しい秋の空を眺めながら、幸せを実感しています。

90年を超す追手前高校の学校建築。それにまつわる様々な伝説を検証し、沢山の写真でご紹介していくストーリー仕立てになっていて、A4版で150ページの本です。

定価は2千円(税込み2,200円)で 、そのうち高知の本屋さんにも置いて頂く予定です。ただ、本屋さんを通すと収益が4割になることも初めて知りました。ですので、お差し支えなければ弊社にご注文メールを頂けますと、大変ありがたいです。そのための『追手前伝説』ご注文アドレスがこちらです。

o-densetu*triton.ocn.ne.jp

上記アドレスをコピーし、*を@に変えて打ち込んで下さいませ。
「追手前伝説 注文メール(お名前)」のタイトルで、

・ご住所
・お名前
・お電話番号
・2冊以上の場合は、冊数

を、お願い致します。(送料は1冊500円です)
お構いなければ、『追手前伝説』をお申し込みの理由をお書きくださると嬉しいです。完成次第、順次お送りさせて頂きますね。

なお、11月末までにメールでご注文下さった方の中から、抽選で5名の方に『追手前伝説』を無料でお送りさせて頂きます。発表は、発送をもって換えさせて頂きます。
(申し訳ございませんが、お電話での受付は致しかねます)

どうぞ、楽しみにお待ちくださいませ。

第1028回 「研修一時休業のお知らせ」

10月22日

10月。今月が終わると、やっと仕事に一区切りがつけられます。

今年は3月から、ずーーっと休みなく仕事が続き、今週がそのピークでした。
特に9月から11月まで、毎週連続で新内容の3時間研修が10回以上続くのは覚悟の上でしたが、「追手前伝説」の本の原稿書きと5回にわたる校正に孫が生まれたのも重なり、やってもやっても仕事が終わらない!時間がない!

「ストレスで胃に潰瘍ができそう」なんて思ったのは、初めてかもしれません(笑)
この年でこの仕事量は、きつ過ぎました。見通しが甘かった…。

その結果何が起きたかというと、特に右目の視力がガックリと落ちたのです。確かに半年以上目を酷使し続けていたのですから、これはもう自業自得。パソコンの字がぼやけて読めない、テレビ番組の予約表の字が見えない、夕方の運転の景色が見え辛い…。春頃までは問題なかったことが、次々と問題あり!に。

「仕方ない。この右目の視力は、追手前の神様に捧げたことにしよう」と考えましたが、「まずい。このままだと、運転免許の更新ができない」と気づき、眼科受診をしました。
すると右目の白内障が悪化し、急激に近視が進んだと判明。こうなったらもう、打開策は眼内レンズを入れる手術をすることです。予約できるのは来年の仕事が一段落する2月以降。そこで、思いがけないことがわかりました。

・手術の3週間前から1週間、検査のためにコンタクトをつけられない。
・手術後は翌日・3日後・1週間後・2週間後…と受診が必要。
・手術後は1週間、洗顔・洗髪ができない。
・ということは、メイクもできない。仕事もできない。
・片目ずつ手術をするので、×2

来年のカレンダーを買って付けていくと、つまり2月から3月初めにかけては研修の仕事ができないと判明しました。4月からは大学などの講義が始まるので、それまでには一段落させないといけません。

そんなわけで、2023年2月~3月初めまでは、研修は休業となります。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願い致します。

手術後はもうコンタクトもいらず、パワーアップして戻って参ります!!

第1027回 「お兄ちゃんだから」

10月15日

次女に、二人目の子どもが生まれました。
下に妹が生まれたことで、ママべったりだった上の男の子がうまく適応できるのか少し心配だったのですが、今のところなんとかやっているようです。

赤ちゃんが退院した日に次女の家に行って、思わず上の孫に「お兄ちゃんになったね」と話しかけると、次女から一言。「お兄ちゃんだから、っていう言い方はしないでね」

聞いてみると、もう最近は「お兄ちゃんだから」「お姉ちゃんでしょ」という言い方をしないのだとか。

言われてみて、納得です。私自身、母からさんざん「お姉ちゃんだから○○しなさい」という言い方をされて、どれだけ反発を覚えたことか。(50年以上も前なのに覚えているってことは、根が深いってことですね)大概、「お姉ちゃんだから」と「我慢しなさい」みたいに、ネガティブな言葉とセットになるんですよね。

「お兄ちゃんだから~しなさい」という言い方よりも、
「○○くん、~しようね」という言い方の方がずっと子どもの心に寄り添えます。
気をつけようと思いました。

そして、ひばあちゃん(私の母)登場!早速、上の子に対して
「もうお兄ちゃんになったんだから~」と連発していました。思わず、次女と顔を見合わせます。しかし次女も87歳の祖母にいくら言っても無駄なのはよくわかっているので、そこはスルー(笑)

心しておかないといけないのは、自分の子どもではないので、教育はあくまでもパパ・ママが主体ってことですよね。もちろん「温かく見守る」など祖父母に求められる分野もあるでしょうが、一歩引いて客観的にどうなのかという視点で、共に学んでいくことが大事かなあと思います。まだまだ初心者マークの祖父母なので。

ついでに私自身、「おばあちゃん」という呼ばれ方は嫌なのですが、ではなんて呼ばれたいのか?(今は「ばぁば」が多いようですね。)
イタリア語でおばあちゃんは「ノンナ」と呼ぶらしく、そう呼ばれたい!と次女に話すと「え~?」と、やんわり拒否され、「おばあちゃんとこ、行く?」と子どもに話しかけてました。名前の呼ばれ方くらい、選んでいいじゃん!と思い、「ノンナだよ」とか、話しかけていたのですが。

最近、急激に言葉数が増えてきた2歳の孫がある日私を見て、「あ、おばあちゃんだ!」(笑)
やっぱり、母親がなんて言うのかが、すべてを決定していくようです。
これがまさに、言語教育なんですね(笑)