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第268回●2008年1月13日(日)

「ウトコ ディープシーテラピーセンター&ホテルC」テラピー編


 
この連載をしている折も折、 ウトコ ディープシーテラピーセンター&ホテルを作られたシュウ・ウエムラ氏が、
昨年12月29日に永眠なさったというニュースが飛び込んできました。 シュウ・ウエムラ氏の生前のご活躍を偲びつつ、
謹んでお悔やみを申し上げます。

■テラピー編
 このシリーズはお陰さまで好評を頂いているようです。あちこちで「あのホテル、素敵ね」「前から知りたいと思ってた」「今度、泊まりたいな〜」等のお声をかけていただきました。ありがとうございます。
 冬でも温かな室戸。この日差し、とても12月とは思えないでしょ?日本最大級の日射量を誇る土地なのです。シリーズ最後に、このホテルの大きな特徴であるディープシーテラピーについてふれておきましょう。

 
 ホテル宿泊者は、テラピーの海洋深層水プール・屋外ジャグジー・ハマム(ミストサウナ)を無料で使えます。その他のテラピーは、有料です。水着とビーチサンダルは持参。部屋から着替えて、バスローブを羽織って歩いて行けます。(向こうでも着替えられます)。ちなみにこのホテル内は、バスローブ姿のまま食事もOKなのです。

 ホテルからずっと歩いていくと、テラピーセンターの入り口です。入ると、カウンターで女性スタッフが出迎えてくれます。着いた日は、ホテルスタッフの方に取材をしてからセンターに向かったので、入ったのはもう午後4時頃でした。
 カウンター横には売店があり、水着やサンダルを販売しています。(レンタルはありませんので、ご注意を。)
 血圧・アレルギー・病気・目的などをカウンセリングシートに記入し、テラピーのプログラムをスタッフと相談して決めます。プランA・B・Cとあり、平日は12000円からです。私はプランB(ボディトリートメント)を受けることにしました。

 ボディトリートメントは、全身のオイルマッサージです。今まで機会がなく、初めてのチャレンジ?です。柚・ヒノキ・トウヒの中から好きな香りのオイルを選び(私は柚を選びました)、個室で60分のマッサージを受けます。感じの良い女性スタッフの方が、丁寧に足からマッサージをしてくれました。最初は慣れてないのでちょっと痛かったですが、だんだんとリラックスして、最後はウトウトするくらい気持ち良かったです。その後、シャワーを浴び、テラピーは完了。

 コースによっては、いくつかのテラピーの種類を選ぶこともできます。

ジェットバス・アフュージョンシャワー(シャワーマッサージ)・アルゴテラピー(海藻パック)・ファンゴテラピー(海泥パック)・クロモテルム(色彩療法によるカプセル型のサウナ)・アエロゾル(ミストルーム)・フットバス ハンドバス など

 残念ながら、中では遠慮してほとんど写真を撮れなかったので、写真やテラピーの詳しい説明はディープシーテラピーセンターのホームページをご覧下さい。

 テラピーの後は、2時間ほど 泳いだり、ジャグジーやシャワーに打たれたり、海洋深層水を飲んだりして過ごしました。センターの中はエアコンを入れていないということで、「12月末だし寒いかな?」と思ってたのですが、プールの水蒸気などでまったく寒さは感じませんでした。でも、さすがに屋外のジェットバスは日が落ちると寒かったですが、日中は目の前が海で、素晴らしい景色が楽しめると思います。
 
 体が冷えれば、ハマム (ミストサウナ)へ。ハマムには、海洋深層水がミストになってたちこめています。体に直接ミネラルが取り込めそう。ただ結構熱いのと、海水の霧なのでコンタクトの目にしみて、私は長くはいられませんでした。


 一番気に入ったのは、体温と同じ37度前後に保たれた海洋深層水のプール。これが絶妙な温度!とても温かく、かといってのぼせることもなく、すごく快適なのです。
 プールの水流や水圧によるマッサージ効果もあるようです。泳ぐのは7〜8年ぶりだったのですが、水の中が気持ち良くて、ずーっといたい気分でした。

 センターにいる間は海洋深層水が飲み放題!私はテラピーの後、ボトル1本ちょっと(400ccくらい)飲んだでしょうか。中村は3時間ずっとプールにいたので、ボトル4本(1.4リットルくらい)は飲んだそうです。運動をして、水分を取って、トイレが近くなり何度も行くのですが、新陳代謝が活発になっている感じでした。
 お陰で、プールを出ると午後7時過ぎ。日はとっぷりと暮れ、(外廊下だし、部屋まで歩いて帰るのが寒いだろうなあ〜、出たくないなあ)と戦々恐々だったのですが、さすがは室戸。冬でも温かい黒潮暖流の影響を受けているので、夜風もまったく寒くなくてホッとしました。
 ちなみに12月20日は朝の最低気温が8度、昼間は15度くらいだったかな。この時期でも寒さを感じずに、夜まで泳げることがちょっと驚きでした。
 有名な「クレンジング・オイル」で一世を風靡した、世界的メークアップ・アーティストのシュウ・ウエムラ氏。氏が、肌に潤いを与える化粧水のための良い水を探し求め、ついに探し当てたのがここ、高知県室戸市の海洋深層水でした。世界初の海洋深層水の化粧水「ディープシー・ウォーター」は1998年に販売され、今もロングセラーを続けています。
( 私も県外の方へのお土産や、お風呂上がりによく使っています。 )

 シュウ・ウエムラ氏と 室戸海洋深層水の運命的な出会いによって、 室戸に誕生したウトコ ディープシーテラピー センター&ホテル。水深700〜1,000mに湧昇する海洋深層水を使い、ディープシーテラピーの「深海の力で、人間がもともと持っている美しさと健康を引き出していきたい」というウエムラ氏の願いは、この場所以外では実現できなかったものなのでしょう。
 ウエムラ氏亡き後も、スタッフのみなさまは その志を大切に受け継いでいってくださることでしょう。心より、応援しております。

 
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