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第281回●2008年4月13日(日)

 「あっと驚く新入社員こぼれ話」


 今年も、新入社員研修の季節になりました。いつも桜が咲く頃には ダークスーツに身を包んだ初々しい新人さん達に、研修でたくさんお会いします。
こちらも初心に返る、いい機会を頂いています。
 大多数の新入社員は真面目で、緊張しながらも一所懸命に研修を受けています。

ところが今年は、今までとは少し違った傾向の新入社員を見かけたり、聞いたりしました。「えっ!?」と驚いたことも少なくありません。そういったこぼれ話を少し披露したいと思います。
(なお、写真と本文は関係ありません。)

唖然@ 研修中、ガムを噛む
  なんと研修中、ガムを噛んでいる受講生がいたのです。最初は座席の関係で背を向けていたのでわかりませんでしたが、気づいた時には唖然としました。すぐに「ガムを噛むのはやめなさい」と個人的に注意し、「はい」と返事はしたのですが。こんなことまで、注意をしなければいけない時代になったのかと軽くショックでした。

唖然A 研修途中、無断で帰る
 自社企業での研修ならあり得ませんが、合同研修の場合、無断で早退(欠席)する受講生が出て来ました。残念ながら1人2人ではありません。身内が授業料を払い、サボってもいい学校の講義と、会社にコストをかけてもらっている研修を同列にとらえているんですねぇ。(ため息)

唖然B 親が「うちの子を叱らないで!」
 これも驚いたのですが、新入社員を叱りつけると、母親から「うちの子を叱らないでください。」という電話が入るのだそうです。 「うんと叱って、鍛えてください」という時代は遠くなりにけり。

唖然C 行方不明
  昼休みから帰ってこなくなり、それ以降 職場に来なくなった。その後も、本人と連絡つかず。

 いやはや、とうてい管理職の世代では想像もできない新入社員さん達が出て来ているのです。
「来ないと思ったら、携帯メールで『今日は休みます』と連絡があった。」なんていうのはもはや、可愛い方なのかもしれません。現場で
新入社員を監督する係の社員さんは「最近は、常識以前の問題行動で頭が痛いです」とおっしゃっていますが、こういうことなんですねぇ。

 でもでも、世の中捨てたもんじゃない。心が洗われるような素敵な新入社員も、沢山いるのですよ。


 ある企業の研修。とりたてて新入社員の技能・学歴がすごいとかいうのではないのですが、そこでは非常に気持ち良い研修ができました。

 そのコツは「はいっ!」という返事です。研修以前の段階でこれが徹底されていて、何か問いかけると 「はいっ!」と気持ち良い返事が即座に返ってくるのです。返事とかコミュニケーションって本当に大事なんだなあ、と改めて感じさせて頂いた研修でした。
 
 それから、ハンデのある人への配慮ができている新入社員。
エレベーターに松葉杖使用者(うちの中村ですが)と乗り合わせると、さりげなく外でボタンを押してくれたり、研修会場で「イスをお持ちしましょうか?」と配慮するなどの「優しさの風景」を何度となく目にしました。
「優しいですねえ。僕はあの年齢の時、こういうことはできてなかったかも」と彼は言っていました。
 帰り際、「ありがとうございました!」「また来て下さいね」などという言葉を頂くたびに、私たちも元気をもらっています。
 
 新入社員の皆さん、今度お会いした時には、一回り成長したあなた方に会えることを楽しみにしていますよ。その時には、どうぞよろしく!

 
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