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第291回●2008年6月21日(土)

 「母校(追手前高)での講演会

 昨日、とても懐かしい場所に30数年ぶりに立ちました。昔、高校時代に演劇部の公演で舞台袖から見た景色が目の前の光景に重なります。

 この場所は、追手前高校芸術ホール。さあ、時間です。立ち上がって、歩き出します。

 「人との関わりで共に育つ」というテーマで、追手前高校の3年生280名ほどを対象にした、人権教育講演会に招いて頂いたのです。自分の母校での講演会は初めてですし、この芸術ホールは昔大好きだった講堂のあった場所。高揚して、初恋の人に会いに行くようでした。(笑)

 障害児の育児体験、ビジネスを通じての学び、障害と仕事などについて90分お話しさせて頂きました。

最初に、かなり難しい医療・福祉クイズを3問出して、それから障害児育児の写真をパワーポイントで20分ほどざっと説明しました。

 

 それから、詳しく私の体験を話しました。妊娠は病気ではないと思い、早産気味だったのに医師に安静にしなくて良いと言われ普通に過ごしたら、退院したその日に破水してしまったこと。知識を持つことが、自分や家族の身を守ることは、若い人たちに伝えたいメッセージです。
 生徒は真面目に聞いてくれていたので、途中「あなただったらどう思う?」など、さまざまな質問を投げかけてみました。突然でびっくりしたのか戸惑う生徒が多かったのですが、自分なりの思いを答えてくれる生徒もいて、コミュニケーションをとることは楽しかったです。
 最後に高知工科大起業家コースの本を、クイズの全問正解者の中から1人に絞って進呈しました。「この本、読みたい人!?」と訊くと、20人ほどの中の3人がさっ!と手を挙げてくれ、3人でジャンケンに。「社会ではやる気を見せることが大事なんですよ〜」と言うとみんな笑って、最後に拍手してくれました。
 講演の後の高揚感は快いものです。今回お世話くださったM先生は偶然、3月に卒業した次女の副担任でもいらっしゃったので、話が弾みました。通された校長室は以前、ウイークリーN198回 「追手前高再び:校内探検ツアー」でもご紹介した、元貴賓室です。
 講演の中では弊社の中村の話もしましたが、実は彼も、追手前高の卒業生です。改めてこの学舎を訪れて、感慨深いものがありました。

 
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