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ウィークリーN

第164回●2006年1月6日(金)

  「年賀の楽しみ」



あけましておめでとうございます。
2006年の年明けを、皆さまはどのように迎えられましたでしょうか?
皆さまにとりまして、今年がますますの飛躍の年になりますように…。

 さて、私は1月2日に恒例の中学校の同窓会に出かけたのですが、その日の午後から、どうも体がしんどく、目が痛くて、まずいなあと思っておりました。せっかく同窓会で友人達と楽しく語り合い、「50歳の修学旅行:クラスメートの待つ台湾ツアー」の打ち合わせも少し進んだのですが、ご飯が全く食べられず気分が悪くなり、トイレに駆け込む始末。あげく、1次会で頓挫してしまい、引き上げて参りました。くやしい〜。

 敗因は吐き気のみの風邪だったようです。帰るなり、バタンキューで寝込み、幸いすぐ回復しちゃいましたが。(内心、もう少し吐き気が続けばやせたかも…というフトドキな考えもチラリ)

 さて、療養がてらお正月番組を見ていて、ほほうと思うことがありました。「年賀」という言葉は、もともとは還暦や古希など長寿のお祝いに使われていた言葉だったそうです。それがいつのまにか年明けを祝う言葉に変わったとか。

 お正月の光景は私が子供の頃から言うと、ずいぶん様変わりしてしまいました。たこ揚げや羽根突きをする子供はいないし、お餅を焼いて食べるなんていうのも、あまりしなくなってしまったようです。

 そんな中で変わらないのが、お年玉を楽しみにする子供と、年賀状の楽しみでしょうか。郵便局も郵政公社に変わり、以前は配達がなかった1月2日も配達してもらえるようになりましたね。配達の方にとっては大変でしょうが、配達してもらう方にとっては、返事が早く出せて大変ありがたいことです。

 郵政公社によれば、全国の元日配達分の年賀郵便物は昨年より7.8%少ない約20億5200万通だったそうです。電子メールの広がりなどで6年連続の減少となったとか。そう言えば、12月30日に印刷失敗した年賀状をはがきに代えようと窓口に持参したら、なんとまだ年賀はがきが残っていてすごくびっくりしました。こんなことは、今までなら考えられなかったことです。

 寄付金付き年賀はがきの減少にも歯止めが掛からないようです。寄付金付きはがきは55円で、要するに挿絵入りですよね。寄付金付きは3円が実際の寄付に回るようですが、今年度の寄付配分総額は最高でも約8億円の見通しで、昨年度より約1割減のようです。最近の年賀状はパソコンで写真やイラストなど、自由自在にカラフルなものが作れますから、そんな中で既成のデザインはがきに魅力を感じられないのは仕方のないことでしょう。きれいに印刷できる、プリンタ用インクジェットはがきは増加しているようですが…。

 とは言え、滅多に会えない友人知人、恩師などからの工夫を凝らした年賀状は、嬉しいものです。ユニークで、毎年楽しみなものもあります。お年を召した方がパソコンで作成なさった年賀状は微笑ましいですし、ビジネス年賀にはデザイン的に素晴らしいものが多く、ユニセフの年賀状を使った方からの年賀はその人の心映えが忍ばれ…あれこれ見ていると、心がポッと温まるようです。

 年賀状に、今年も沢山の方とのご縁を感じ、ありがたいなあと実感しています。
皆さま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 
 
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