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第17回●2003年3月2日(日) 「インターンシップによせて」
 
冬のインターンシップが終わった。私が所属している高知県中小企業家同友会では、夏と冬にインターンシップを10日間ほど行っている。その初日には、合同で「社員・インターンシップ生 合同ビジネスマナー研修会」を行う。(私もビジネスマナー研修を担当。)そしてインターンシップに入り、最後には、「インターンシップ総括会」で企業・学生双方が反省や総括を行うというのが共通プログラムである。

冬は夏に比べて、インターンシップ生が少ない。しかし、インターンシップを終えて総括会に集まった学生達の顔は、初日に比べ引き締まった、いい顔をしていた。一人一人が体験報告を行うのだが、初日とは別人のように堂々と意見発表をする。それがとてもしっかりした感想で、嬉しくなった。

「社長に毎日今日の目標・今日の反省を聞かれ、考えるということをするようになった」
「就職に対する抵抗感のようなものがあったが、実際仕事を体験してみると、仕事は結局人とのつながりを思いやる、ということだとわかり、気持ちが変わった」「私はファーストフード店でアルバイトをしているが、マニュアル通りの流れと違い、販売店ではお客さんとの会話がとても新鮮で、感謝の気持ちが持てた」…など、たのもしい答えが次々に返って来た。

そういう学生さん達を見て、ある社長が「まるで使用前・使用後というほど違うねえ」という感想をおっしゃったが、同感だった。実社会を体感してみるということで、インターンシップは大きなものが得られるようだ。今の学生はこういう制度があっていいなあ、とうらやましい。

反面気になったことは、女子学生が圧倒的に多いこと。今回の総括会に参加したのも女子学生ばかり。「女子は熱心だねえ」「もっと男子学生に参加してもらわんといかん」と企業側から声が出たが、「でも僕が学生の頃やったら、絶対参加してないと思うなあ」「僕も」「僕もだなあ」 え?…もしもし、それってひょっとして伝統なの?
高知の男性諸君、頑張ってくださいね〜。

 

 
 
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