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第298回●2008年8月10日(日)

 「マクドナルドとオリンピック」

 北京オリンピックが華やかに開催されました。通常のオリンピックと少し違って、何かと不安を感じることも多かったのですが、ぜひ楽しく盛り上がれることを期待しています。

 ところでテレビニュースで、あのハンバーガーチェーン、マクドナルドがオリンピック期間中、選手村とプレスセンター内に出店すると知りました。

  マクドナルドは、今や世界100ヵ国以上の国で30,000店舗以上を展開、160万人が働く世界最大のハンバーガー・レストラン・チェーンです。

 マクドナルドとオリンピックの出会いは、1968年の冬季オリンピック大会に遡ります。当時フランスのグルノーブルで競技するアメリカの選手が、マクドナルドのハンバーガーが食べたくてホームシック気味だと新聞が伝えたのをきっかけに、急遽ハンバーガーを空輸したエピソードがあるそうです。

 その後、1976年からオリンピックのスポンサーになり、1996年のアトランタオリンピックでは、企業レストランとして初めてオリンピック村の中で営業を行ったとか。33日間にわたり、選手村で5店舗を運営し、食事を提供しました。 それ以外にも、主要5会場の11ヶ所の販売ブースにて、何百万という観客に食事を提供しました。その時初めて、世界中から集まった3,000人以上のマクドナルド従業員が、選手村及び販売ブースでお客様の対応に当たったそうです。

 今回の北京オリンピックの店舗では、世界36ヶ国以上から各国代表の約130人のクルーが働くとか。面白いと思ったのは、日本から行くのが 日本全国14万人のアルバイトの頂点に立つ、精鋭メンバー8名だということです。まさにこれも日本代表!(笑)  

 どうやってその代表を決めたんだろう、と興味が湧いて調べてみました。彼らは日本全国のマクドナルドのクルーの中から、お客様へのサービスや調理技術を競うコンテストを勝ち抜き、各部門で優秀な成績を修めたメンバーだそうです。まさに、全国14万人のクルーの中のスターなのですね。

 マクドナルドのホームページでメンバーを見てみると、アルバイト歴 平均約6年で、21歳から27歳までの男女8名。宮城県、石川県、埼玉県、東京都、大阪府と、まさに全国から集められた精鋭のようです。

 中でもアッセンブラーと呼ばれる、ハンバーガー組み立て部門と、フロアサービスという客席でのお客様対応は共に21歳の女性。わずか21歳で!? すごいなあ、と感じました。ホームページには彼らの名前も出ています。実際、彼らが働く店舗に見に行ってみたいなあと思いました。

 最近、アルバイトなどの非正規雇用についてのニュースではあまり良い話を聴かないのですが、この話は全国のアルバイトに夢を与える、久々のクリーンヒットだと感じました。オリンピック選手と共に、頑張って欲しいですね。

 ちなみに…。NOVAに通っていた頃、英語の発音で一番戸惑ったのが 他ならぬこの「マクドナルド」でした。ネイティブの先生の発音は「マクダ!ーーナ(ル)」と聞こえ、最初は何のことかさっぱり分からなかったことを覚えています。(笑)

 

 
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