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第624回●2014年12月14日(日)

 「交流分析 初級講座」

 先月から、交流分析の初級講座を6回コースで開催させて頂いています。
「交流分析は良いそうだから」とご依頼頂き、様々な企業さまから20名の皆さまが受講なさっています。中には思いがけず 愛媛・徳島からご参加くださる方もいて、大変驚きました。主催企業さまへの厚いご信頼の賜物で、ありがたいことです。

 今まで高知市で行ってきた「日本交流分析協会 交流分析士2級講座」は 交流分析のインストラクター仲間3人で7つのジャンルを分担してきました。単独で交流分析の研修もたびたび行ってきましたが、今回のように交流分析だけの6回連続講座を一人で担当させて頂くのは初めてのこと。1回の時間が4時間ですので、たっぷりとお伝えできるのも嬉しいことです。ご期待に、なんとしてもお応えせねば!と張り切っています。

 初級講座でも、
内容は通常の2級講座レベルのものをご提供したいと思い、あえてオリジナルテキストを作成しています。これまで私は2級講座ではわかりやすいように親子の事例を使うことが多かったんですが、それを上司と部下に変えてビジネスでの事例を多く入れています。

 昨日は2回目でした。心のレントゲンと言われるエゴグラムで自分の心の働きをグラフ化し、
高い機能と低い機能を分析し、これからコミュニケーション・バランスを改善するためには具体的にどうすれば良いかを書き出して頂きました。

 全体が学びの場としてベクトルが一つになり、4時間もの間みなさんが集中してくださるのがありがたかったです。ワークでは笑顔で交流し、グループディスカッションも異業種交流で盛り上がって、とても良い雰囲気でした。

 心理学の講座なので何かと自己開示して頂くことも多く、そのためには安心して話し合える仲間同士であることが大切なのです。そのため人数も20名に押さえて頂きました。この「なごやかな場作り」は、通常研修では重要度としては高くありませんが、交流分析では必須だと私は捉えています。

 また、みなさんから出される質問は理論を深くついたものだったりしてレベルが非常に高く、「これは初級講座なのに、2級どころか1級レベルのご質問だ」と、私自身も勉強になります。ますます身が引き締まる思いです。
思いだけなのが残念ですが。 (笑)

 ところで、交流分析は7つのジャンルから成り立っています。

1.自我状態 (心の成り立ちとその機能)
2.対話分析 (対話パターンを分析、改善する)
3.ストローク (心の栄養素)
4.人生態度 (私の生き方、価値観)
5.心理ゲーム (繰り返し行われる嫌な交流と改善法)
6.時間の構造化 (豊かな時間を生きるために)
7.人生脚本 (自分の生き方のシナリオ)

 2級講座ではこれらを、40時間かけて教えるように決まっています。

初級講座は、このうち最初の3つ(自我状態、対話分析、ストローク)に絞って20時間かけます。これは2級講座より2時間少ないだけで、ほぼ同程度の時間数です。
今回も5回で20時間、ラスト1回は学びをディスカッションすることになっています。

 「以前に学んだ時はチンプンカンプンでしたが、今回はとてもわかりやすくきちんと自分の中に入ってきました。」という初回のご感想は嬉しかったです。

 ビジネス、家庭、友人関係など、人間関係が存在するところすべてで応用でき、自分自身を知ることで、自己成長へとつながる交流分析。人間関係の幅広い問題解決と自己成長に役立つ心理学ですので、多くの方々に親しんで頂けたらと思っています。

 

 

 
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