第781回 「ちょっとしたタイムトラベル」

1月6日

2018年が始まりました。皆さま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、1月2日は恒例の附属中学校のクラスの同窓会でした。卒業以来欠かさず毎年行っている同窓会です。こう言うと「すごくお世話のできる幹事さんがいるの?」とよく聞かれるのですが、幹事役は毎年持ち回りでやっているのです。

2009年には、同級生に会いに台湾へ同窓会旅行にも行きました。中村曰く「本当に気の合う数人ならわかるんですが、10何人集まるクラスの同窓会でそのノリって…?」(笑)そうかもしれません。私にすれば、もはや同級生と言うより親戚感覚なんです。今年は17人と、37%の出席率でした。

実は昨年の同窓会の時「卒業式で風船を飛ばしたか、飛ばさなかったか」で論争が巻き起こったのです。そして「飛ばした」グループの一人が今年の同窓会で持って来た証拠に、みんな驚きました。中学校の卒業式のDVD!みんなで見て騒然となりました。(笑)

今と違って8ミリフィルムしかない時代ですから、超貴重映像です。私も今までそんな映像は見たことがありませんでした。なんでも昨年、別のクラスの同級生からお父さんが撮ったDVD映像をもらったのだとか。ぜひダビングしたいと友人に借りました。

問題の風船のシーンは、これです。

花の種をつけて、色とりどりの風船が見る間に空に舞い上がっていました。
(今だったら環境問題ですが、この頃は逆に花の種をつけるのが環境に良いとされた時代だったんです。)

しかし、実は風船以外のシーンが感激でした。卒業式といっても式典は写っていませんので、入場と退場のシーンなどわずか5分くらいの映像なんですが…

亡くなった小学校の恩師の若い頃の映像が。中学校の卒業式にも出席していてくださってたんだなあと改めて愛情を感じました。

こちらは、フォークダンスをしている映像。ぼやけているので顔がわかりにくく、個人情報にも抵触しにくいでしょう。(笑)

なにかと言うとよくフォークダンスをさせた学校でしたが、卒業式の日にもしてたんですねえ。(笑)でも、そのお陰で今も男女関係なく仲が良いのかもしれません。

何よりお母様方の服装が今とまったく違う!ほぼ全員が、着物に羽織なんです。

83歳の母に映像を見せると、「この頃はみんなぁ、紋付きや絵羽織を着いちょったねえ」と懐かしそうに語っていました。絵羽織なんて言葉自体 もう聞くことがないですから、新鮮でした。

しかし、映像ってすごいと改めて感じました。今はもうない建物や人物などをありありと映し出す、その力。ちょっとしたタイムトラベルをした気分で、亡くなった同級生のお父さんに心から感謝でした。