第869回 「リフトで快適気分♪」

9月20日

我が家の長女、涼歌(すずか)は今年で33歳です。手足が不自由なため 家の中では車イスを使っていますが、さすがに私が彼女を抱えて40cmほどの段を上って畳コーナーに連れて行くのが限界になってきました。そこで、我が家にリフトを付けることになりました。

なぜそんなバリアを作ったのか?とお思いかもしれませんが、家を建てた小学一年生の頃は、車イスから抱えて広い畳コーナーに寝かせるのがちょうど便利な高さだったんです。

リフトにも色々なタイプがありますが、安定性や操作性を考えて、天井走行タイプをつけることにしました。リビングの下も横もカバーを掛けて、天井に穴を空けて器具を梁に固定し、天井のクロスも全部張り替え…

レールを取り付けました。全部すむまでは、一週間ほどかかったでしょうか。

これがリフトの操作部分です。このハンガーみたいなところに、ハンモックのようなシートをかけるのです。

できあがり。新築だったらレールを埋め込み式にできるんですが、残念ながら改修なので吊り下げ式に。でも天井と同じ白にしてもらったので、少しでも圧迫感は減らせたかな?と思います。

リフトは、ウエルネット研究所という所に付けて頂きました。デイサービスの作業療法士さんと一緒に、操作の仕方を習っています。本人はハンモックがお気に入りのようで、ニコニコしてます。

お父さんも見習って、ベルトを引っかけます。バランスに気をつけたり、慣れないうちは戸惑いながらですが、本人も家族も、格段に楽になりました。

この笑顔。リフトは、本当にありがたいです。
私の腰痛も、これで少しはましになるかな?と期待しています。(笑)

第756回 「道後山の手ホテルにて」

7月14日

わが家では年に一度だけ、1泊で家族旅行に出かけます。長女が車いすなので、バリアフリールームがあり、1泊で行ける距離のホテルに泊まります。今回は愛媛県松山市の「オールドイングランド 道後山の手ホテル」に行ってみました。

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道後温泉本館から、150mほど坂を上ったところに、このホテルがあります。
道後温泉街に、なぜか英国の雰囲気。かなり違っているところが面白い。

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「オールドイングランド」の名前の通り、英国風の瀟洒なエントランス。
絵になる衣装のドアマンもいます。

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フロント前は落ち着いた雰囲気。ロビーには、沢山のおしゃれ雑貨が置いてあり、お値段も数千円とお手頃です。

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創作フレンチのレストラン「キングオブダイニング」に続くロビー。
夏ですのでガス暖炉?は火が入っていませんが、イングランドっぽさを演出しています。

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お部屋は花柄の壁紙が可愛く、印象的でした。これまでは家族4人で2部屋取っていたのですが次女が結婚したので、ツインルームをトリプルにして、3人で1部屋を予約。ずいぶんコストは下がりました。(笑)

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前室との間のドア幅も結構広かったです。幅60cmの車いすも余裕でした。

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トイレが広いのは、介助するのにとてもありがたいです。
手すりが可動式なのも、車いすを動かすのに邪魔にならず助かります。

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水回りはこんな感じ。右手がトイレで、ワンルームになっています。

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バリアフリールームというと、機能優先で殺風景な壁とかが多いのですが、ここは花柄の壁紙を使っていたり、ボーダー柄のタイルを使っていたりととてもオシャレで楽しい気分でした。バスルームのドアは折れ戸で、大きく開口できます。浴槽は深め。

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それから、前室が広い!車いすを置いても、まだこれだけ幅に余裕があるのは珍しいと思います。

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驚いたのは、こちらで見かけた車いすの方が多いこと。
夕食の同じ時間、数名の方とご一緒になりました。多分、バリアフリーで行きやすく、美味しいお食事が楽しめるからではないでしょうか。

第708回 「ルネッサンスリゾートナルトのアクセシブルルーム」

8月7日

私は年に一度だけ家族旅行をしていますが、車いすの長女を連れての旅行は、図らずもユニバーサル(バリアフリー)ルーム情報にもなっているかと思います。

今回泊まったのは、こちら。徳島県鳴門市のルネッサンスリゾートナルトです。(写真はクリックで大きくなります)

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大塚国際美術館に行ったのですが、車ですぐ近くの立地で良かったです。

客室数が208室、メインタワー(本館)とサウスタワー(南館)に分かれています。フロント、レストラン、売店などはすべてメインタワーにあり、サウスタワーは少し歩かなければいけません。

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今回はメインタワー3階のエレベーターのすぐ近くだったので、何かと助かりました。こちらでは「アクセシブルルーム」という名前でした。

アクセシブルルームの広さは38平方メートル。本来はベッドは1つらしいのですが、介護のためにもう1つ入れて頂きました。

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ここは水回りの空間が、ゆとりを持って作られています。洗面所の引き戸のドアがあり、開けると

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左手のトイレには手すりがあり、ゆったりめです。

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右手には洗面カウンター。ちょっとした棚は使いやすそう。

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この部屋の水栓はセンサー式です。ひねらなくていいのは助かる方も多いでしょうね。

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お風呂には開口部の大きい3枚引き戸、手すり付き。浴槽は深めです。

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ただ ここは1つ、気をつけなければいけない点があります。隣のツインルームと2部屋での1予約なんですね。予約の際にはその辺りを再確認なさった方が良いでしょう。

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こちらはつなげたもう一部屋のツインルームです。オーシャンビューでしたが、こちらは部屋に大きな柱がありました。

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まあ、隣がこの景色なのでこっちに集まれば、何の問題もありませんでした。

レストランは夏休み限定のバイキングを含めて5つあったのですが、8階にあるフランス料理の「フォーシーズン」に行きました。

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ちょうど長女の誕生日と重なったのを訊かれて思い出しました。記念の飲み物を4人分とケーキを出して頂いて、感謝です。

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「うずらとフォアグラのクレピネット ひしほ味噌」など、珍しい料理がたくさんで楽しめました。一品の量は少ないのですが種類が多いので、満ち足りました。(笑)

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朝食はプラス1000円でこちらで頂いたのですが、708-11

「鳴門金時づくしのフレンチトースト」や、

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「高嶺の卵 すだちエッグベネディクト」などが選べ、本当に美味しかったです。
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まだ夏休み初めだったこともあり、お客さまは多かったようですが気持ち良く滞在できました。ただチェックアウトはフロントが相当混雑するようですので、フレックスで早めにすませておくことをお薦めします。

お天気にも恵まれて、良い記念になった徳島旅行でした。