第1169回「魚が美味しい! 道の駅 めじかの里」
7月27日
今年もお仕事で、土佐清水市に車を走らせました。青い空と海、入道雲、道具立ては揃っていて この青を見るだけで心弾みます。
先日全国放送で取り上げられた、ジョン万次郎資料館近くの「鮮魚一八」でカツオを食べようと思っていたのですが、なんと改装中で臨時休業!ガックリ。
しかたなく、そこから車で10分ほど西にある「道の駅 めじかの里」に車を走らせました。2023年4月にリニューアルしてから、立ち寄るのは3度目です。
土佐清水はもちろん、幡多地域の美味しい海産物が楽しめるレストラン 「みさきキッチン」があるのですが、食事するのは初めて。
オープンの11時に入りました。平日なので、お店は静かです。本日のお魚は「ネイリ、マグロ」と書かれています。
「めじかの里」の「めじか」とは、ソウダガツオのことです。由来は目と口が近いため、目近→「めぢか」→「めじか」と呼ばれているそうです。前から疑問だったので、スッキリしました♪
最近、よく見かけるタッチパネル式注文機。その横には、わかりやすい大きな写真と解説がたくさん貼られていました。こういうのが温かみがあって、いいんですよね。
「土佐丼王国グランプリ第1位 船上漁師飯」「土佐清水さばの刺身定食」「船上〆窪津さば定食」「窪津の漬け丼」「幡多の真鯛焼き切れ定食」…
そうか、窪津大敷組合のある窪津漁港が車ですぐ20分くらいの近場なんです。それは美味しいはず!ここでしか食べられない清水さばを頼もう!と、頭の中で電光石火の如くひらめきが(笑)これは、ラッキーだったかもしれません。
「船上〆窪津さば定食」を目前にしたとき、それは確信に変わりました。船上でシメているから、新鮮なんですね。この清水さばの切り身の美しさを見れば、一目瞭然です。
はたして、口に運ぶとブリブリとした歯ごたえ。新鮮なさばの旨味が広がります。飾り切りと盛り付けもお料理を引き立てています。これは美味しい~!
こちらは「窪津の漬け丼」。ネイリ、ハガツオ、まぐろ、タタキ、〆鯖が入っていました。
ほのかに、ごま油の香りが鼻をくすぐります。表面もツヤツヤ。食べてみると、ごま油のコクが より一層魚の旨味を引き立てています。さすが、漁港ならではの美味しい食べ方なんですね。
こんなものもありましたよ。「宗田節ソフトクリーム」!
宗田節は土佐清水で獲れるソウダガツオ(めじか)を原料とした節で、この道の駅限定のソフトクリームなんですって。それは食べてみなければ!
ミスマッチと思うでしょ?でも意外にこれがイケるんです。お節って旨味の凝縮ですから、そのかすかな塩味がソフトクリームの甘さと合わさって美味しく頂きました。
こちらはキッチンのお隣の「シーマート土佐清水」。魚の町土佐清水ならではの物産が買える直販所です。宗田節の塩昆布はここで初めて買って以来のお気に入りです。
それにしても「道の駅 めじかの里」のみさきキッチンは、想像以上の美味しさでした。道の駅 というのは基本 休憩がてら寄るところですが、この料理を食べに来る目的で行くのも楽しいと思います。