第1021回 「味も心遣いも美味しいお店、M」

9月3日

私は友人とランチに行くとき、リフレッシュと取材を兼ねて少し距離がある所へ行くことが多いんです。でも今回は意に反して、近くのお店に心奪われちゃいました。

和洋創作厨房 M」、2020年11月にオープンしたそうです。
寿町にあり車で10分もかからないので、友人と二言三言言葉を交わすと、もう着いちゃうくらい(笑)。一方通行の道にあり、静かな立地です。

ランチは11時からと早めです。お店の前の看板を見るとこの日は、

・ジューシーポークステーキ 1700円
・アオリイカとタラコのパスタ 1800円
・冷製ジェノベーゼ生ハムパスタ 1900円
・プチ国産ステーキ 1980円…

どれも美味しそうで迷います。

こちら、お店に入るとすぐ左手のショーケースで本日のデリ(惣菜)を選べるのです。しかも、3種類も!これは嬉しい。チリコンカンやキッシュとか、目移りします。
でもやっぱり和風サラダは外せない。(笑)

席数は少なめですが、しっかり感染対策の間仕切りもされていて、スペースもゆったりくつろげます。

私たちは、こちらの並びの席に着きました。ん?これは…

なんと、マスクケースがあります。そうそう、いつもマスク外して困るのよね。
あんまりこういうの見ないから「きちんとしたお店なんだ」と信頼度も上がります。

面白かったのは、小さな水差しで水を注ぐと、タブレットがおしぼりになること。
こういう遊び心に出会うとワクワクして 日頃の疲れが吹き飛び、
食べる前から期待感が高まります♪

さて、さっき注文した3種の前菜が出てきました。左から
里芋とクルミのサラダ、モッツアレラとトマトアボカドカプレーゼ、
あと和風サラダをチョイスしました。
友人が食べたチリコンカンは辛くなくて、美味しかったそうです。

契約農家の新鮮野菜を使っているため、どれも野菜の味がしっかりしています。

見た瞬間、心に決めていた(笑)「アオリイカとタラコのパスタ」。
お刺身のような新鮮なアオリイカとパスタが絶妙な海の味!

初めて食べたこのパスタは、黄エンドウ豆100%で糖質30%カットのものだとか。
食物繊維も1日の摂取量の半分が取れ、食べるプロテインと言われてるそう。
もっちりでほのかに豆の香りもして、太るかも?という罪悪感なく食べられて最高♪
ちなみに私は、帰ってからネットで探して注文しちゃいました(笑)

まるでケーキみたいでしょ?
こちらは友人の冷製ジェノベーゼ生ハムパスタ。カッペリーニの細いパスタです。
麺にコシがあるので噛みごたえがあり、意外に見た目よりも満足感があるんです。

トマトの冷製ポタージュ。優しい味で、しっかりトマトのうまみが出ています。

デザートと一部のドリンクは別料金ですが、もっとこちらの味を知りたくなります。
ちなみに この日のケーキは、生ガトーショコラ一択でした。(笑)
でも、砂糖不使用でベルギー産チョコを使ったこのガトーショコラの美味しさ、
どこかで味わったような…

あ、佐川町のポワリエ・ショコラでした!私はガトーショコラの最高峰と思っていますが、それに並ぶくらいこちらも美味しかったんです。次女のお奨めでしたが対応も感じ良くて、貴重なお店を教えてもらいました。

ちなみにここ、お惣菜のテイクアウトやお弁当もしているんです。
週末、早速頼んでみました。

左がお弁当(1400円)、右がお惣菜セット(1900円)。
ご紹介したお料理が、きれいに並んでいます。

メインのポークステーキは 本当にジューシーで美味しかったですし、
車イスでお店には行けない長女も「すごい!」と嬉しそうでした♪

第1016回 「ザマナ・ヴィレッジとアズリッシモ」

7月30日

前回書きましたが、土佐清水市の清水高校で仕事をすることが決まったとき
「じゃあせっかく泊まるなら、新しくなったザマナ・ヴィレッジ(旧・足摺パシフィックホテル)に行こう!」と決めました。今年3月に経営者が変わり、アジア屈指の滞在型リゾートビレッジを目指してリノベーションし、イタリアンレストランもできたと報道で見ていたからです。これはコラムにも書けるはず!(笑)

ホテルに入ると1階ロビーからは、オーシャンビューが望めます。
大好きな足摺の海の色に、心躍ります。

お部屋はシングルがないので、ツインの洋室。前室も付いてます。
広くて、ものすごく贅沢な空間。ここも太平洋がそのまま見えます。
カーテンを開けたまま朝目覚めると、海が見える幸せ♪

ホテルはこんな風に、南側の傾斜地に建っています。
イタリアンレストランは別館のため、長い廊下と階段を降りなくてはいけません。
バリアがあるため 頼めば、別館入り口まで車を出してもらえます。

ただ、ここから2階までは どうしても階段を上がる必要があります。
これは車椅子の長女を連れてくるのは無理だなぁ、と思いつつ…

期待いっぱい Azzurrissimo(アズリッシモ)へ。

店内はこんな感じです。
そして、ここの売りと言えばなんと言っても…

この海に張り出したデッキです!(クリックしてご覧下さい♪)
この景色を体感したくて、このホテルを選びました。

まるで、船の上にいるかのように、空と海の青に包まれます。
この写真、色彩加工はしていませんよ。まさに自然の青なんです。
これ、私の2022年最高の景色に早くも決定です!

ランチは前菜とメインとデザート、ドリンクで税込み2800円です。

前菜が来ました。夏らしい景色が食欲をそそります。

白オクラなど地野菜のサラダとハムが4種類。(パルマ産生ハム、サラミなど)
野菜の甘みと夏らしい色彩に、心躍ります♪

本日のカルパッチョ。うわぁ、きれい!!ワクワクします。器も夏らしい。

カンパチ、イサキのあぶり、太刀魚のマリネ。どれも絶妙な塩加減。
塩は黒潮町の手作りの天日塩「土佐の塩丸」だそうで、青レモンをしぼって頂くのですが 、魚の味が前に立ってくるようなナチュラルな美味しさでした。

プラス400円で、パスタが付きます。
スパゲッティポマローラ、シンプルなトマトのパスタです。

メインは肉か魚で選べます。
これは、四万十ポークの白ワイン煮込み。優しい味です。

鮮魚(アマダイ)のアクアパッツァは、お店のおすすめ。
野菜とオリーブを一緒に煮込んでいて、出汁が効いています。
近くに漁港もあり、新鮮な魚は当然のように美味しい!大満足です。

スタッフの皆さんもとてもホスピタリティが感じられ、気さくに話しかけてくれ
「ここからの眺めが映えますよ!」とか声をかけてくれて実に居心地が良かったです。

こちらのレストランは、昼の青が印象的ですが、夜がまたいいんですよ!
料理はコース(要予約、1万2千円)とアラカルトで選べます。

ディナー時のメインは…この景色です!

刻々と変わる海と空の色に見とれて言葉をなくし、
ただひたすらにシャッターを押すだけでした。なかなかテーブルに戻れません。

ぜひ皆さんにも、この景色をご覧になって頂ければと思います。

私は「来年も仕事を頑張って、またここへ来よう!」と決意したのでした。

第1010回 「心晴れやかフレンチ、エトネ」

6月18日

前回ご心配をおかけしましたが、やっと来週から長女のデイサービスも再開で、一安心。最近 疲れていた私を心配して、スタッフの中村が高知市万々にあるフレンチレストランを予約してくれました。行ったことがない店なので、コラムにも最適♪それだけで単純な私は、元気百倍に。(笑)

万々商店街の通り沿いにあるフレンチレストラン、「Étonné(エトネ)」。そう言えば次女からも美味しい、と評判は聞いてたのでワクワクです。

今日のランチは満席です、とのお知らせがドアに。評判通りでした。

中は天井が高く、きれいで座席もゆったりと配置されていました。満席だったのでお客様が映ってはと、お店全体の写真は自粛。
今回はカウンター席を予約していましたので、そちらへ座ります。

早速、メニューを拝見。
○鮮魚のポワレ エトネの夏のソース(1800円)
○土佐ポーク肩ロース肉のロースト(1800円)
○ステックフリット
~牛ロース肉のステーキとジャガイモフリット~(2000円)

これに、前菜と食後のドリンクがつきます。コラムに取り上げるなら お肉とお魚を選ぶのがいいんですが、食欲に負けてポークと牛ロース肉に転んじゃいました。(笑)

前菜が来ました。紫キャベツ、ジャガイモ、豚肉のテリーヌ、コショウダイのマリネ。色とりどりできれいです。そして美味しい。メイン料理への期待も高まります。

これは私の土佐ポーク肩ロース。窪川ポークです。色合いがきれいでしょう?お肉は粉をして焼くことでジューシーに仕上げてあり、付け合わせのラタトゥイユ(夏野菜のトマト煮込み)も夏らしく深い味。お肉とからんで楽しめました。

ご飯少なめに頼んだら子供茶碗に軽くくらいの少なさで驚きましたが、はずせないデザートのために、これは正解だと確信しました。(笑)

こちらは中村が奮発した?牛ロース肉のステーキ。でも、ポークと200円しか違いません。見るからに得した気分で、「見ても満足・食べても満足」だそうです。
紫ジャガイモを1個強奪しましたが(笑)、あっさり揚げてあり、特製マヨネーズを付けるとコクが出て二度楽しめました。

デザートは別料金(500円)になりますが、ここは必ず押さえておきたい。初対面なのに、気さくなシェフが色々とカウンター越しにお料理のことを話してくれます。今日ほどカウンター席に座れてラッキーと思えたことはありません。(笑)お料理が二倍美味しくなり、接遇って大事ですね。

中村のデザートは「ヌガーグラッセ」。シェフ曰く「贅沢なアイスクリームですね」。この一言で心を奪われたらしいです。(笑)
泡立てた卵白と生クリームの中に、カラメルをコーティングしたナッツやドライフルーツを入れた冷たいデザートです。「口に入れるとナッツがザクザクして、色んな食感が楽しい」との感想でした。

私のはシェフおすすめ、今日から始めた夏向きさっぱりの「プラムと白ワインゼリーのテリーヌ」。ワインすら飲めないので、シェフのおすすめじゃなかったら絶対に頼まなかったと思いますが、これに魅了されました。

まるでルビーのように綺麗な、透き通った赤、紅のグラデーション。画像では伝わりきれないですが、スマホの待ち受け画面にしたいほどの美しさ!

半割りのプラムが皮ごとパズルのようにぎっしりと詰まり、極力熱を加えず作ったという皮を含む自然な甘みがどこまでも上品。周りにはエルダーフラワーというハーブを入れたキャラメルソースが敷いてあり、ほのかな苦みとプラムの甘みが絶妙です。芸術品のようなデザートでした。

カウンターの上には、フランスアルザス地方の陶器や鍋がディスプレイされています。

可愛らしくて、ホントにおしゃれですね。左の鍋には鶏を1羽入れて、パン生地で密封して焼いたりするらしいです。聞くからに、美味しそう♪

そういえば店名の「エトネ」って「驚きっていう意味なんです」とシェフがおっしゃってました。確かに運ばれるごとに「わぁ!」「美味しい」と驚きがあり、そして食べる喜びに包まれる。予約がなかなか取れないレストランは、やはり納得のお店とシェフでした。
(火曜と水曜がお休みですので、お気を付けて。)