第1073回　「まきのさんの道の駅 佐川②～優秀なトイレ」

9月16日

「まきのさんの道の駅 佐川」で目立たないけど優秀なもの、それは屋外に設置されたトイレです。実は物産館などの地域振興施設は佐川町が、トイレ・情報コーナーは国土交通省が整備しているのです。

こちらの駐車場からトイレへ濡れずに行ける通路も木材が使われていて、やさしいイメージです。

手前のパイプはちょっと段差があり、腰掛けられるようになっています。
設備が充実しているので、案内図も見たくなります（笑）

男性用・女性用トイレ、バリアフリートイレ2つ、女性専用授乳室。なんとベビーベッドは男性用トイレにもあるようです。令和の時代ですねぇ。

女性専用の授乳室。ベビーベッドはもちろん、授乳用に個室2つがあります。調乳専用浄水給湯器も設置され、使い勝手が良さそうです。

バリアフリートイレ。手をかざすと開けられるタイプの電動ドアは、新型コロナなどの感染対策として設置されたものなのでしょう。（ちなみに停電時には手動に切り替わるようですので、閉じ込められる心配はありません）

充実した設備。オストメイト（内臓障害者）用の汚物流しやベビーチェアもあります。個人的に一番有り難かったのが…

折りたたみ式ベッド！全介助しなければいけない障害者が寝られるベッド付きのトイレって、なかなかないんですよねえ。

広げるとこんな感じ。とてもスムーズに動き、マット部分も柔らかくて助かります。高速道路ではない一般道沿いにこういうトイレがあると、車イスでのお出かけのハードルが下がります。さすがは国交省が整備したトイレ♪

ちなみにこのトイレ、物産館から濡れずに行けるよう、通路にずーっと屋根が付いているんですよ。色々と心づくしの、やさしいトイレでした。