第1229回「人生の転換期」
9月26日
私は今、人生の一つの転換期にさしかかっています。
生まれて40年間一緒だった長女涼歌(すずか)が、今月から施設に入所しました。養護学校卒業から22年間 自宅介護と2箇所のデイサービスで頑張って来たのですが、私たちも前期高齢者になり 介護の負担が限界に達したためです。
特に最後の半年は大変でした。例えば抱えることでの腰への負担はもちろんですが、夜中でも朝方でもお構いなしに大声で泣きわめく(ご近所に申し訳ない)、暑いと怒り出すので北極か!というくらい冷房で冷やさないといけない。介護している最中に すぐ側で泣きわめかれると耳がおかしくなり、難聴にもなりました。それでもまあ、40歳で二回目の成人式を迎えたわけで、我ながらよくやってきたのではと思っています。
心配していましたが、ここ数年はショートステイで月に一度はお世話になっていたこともあり、希望の家で案外ニコニコして過ごせていると聞いて、ホッとしています。案ずるより産むが易しでしょうか、家庭以外の場所で生きていける力がついたのでしょう。
加えてずっと元気だった母も91歳という年齢には勝てず、身の回りのことが次第にできなくなってきました。電動自転車を駐めるときにひっくり返って溝にはまり込み 救急車を呼ぶ羽目になってからは、さすがに自転車を卒業してもらわざるを得なくなりました。もちろん母は納得せず「私の自転車や!返して!」と怒り続けて数ヶ月。大変ですが、安全には代えられません。主なお出かけであるスーパーへの買い出しは、私が一緒に行くことで了承してもらいました。
ずっと拒否していたデイサービスにもなんとか行ってもらえることになりましたが、母と娘・二人分の手続きや準備、秋の研修シーズンの仕事、母の介護、母校である高知工科大学大学院と追手前高校の会合、家事が重なり 心身共に疲れ果て、腰を痛め2週間ほど動けなくなり大ピンチに!
でも、重なるときにはそういうものですね。
コラムを書くこともできないほど疲弊していましたが、中村くんと友人のTapir さんが助けてくれて、本当に助かっています。いつもありがとうございます。
やっとハードすぎる9月が過ぎようとしている今、ふり返る余裕も出てきました。
今年も、善通寺の看護学校の講義が始まりました。純粋で真剣に向き合ってくれる1年生の皆さんに、パワーを頂いています。徐々に体調も戻ってきました。
最後になりますが、すずめ通所センターと希望の家のやまもも、2つのデイサービスを始め 今まで涼歌に関わって下さった皆さま、本当にありがとうございました。まずは近況のご報告と、お礼です。


