第1226回「マレーシアあるある」

9月4日

「Alamak! あらま!マレーシア⑦ 」   written by Tapir

マレーシアに来て不思議に思ったことがあった。それは「マレーシアの人達は日本人を見分けられる」という事である。日本語を話さずとも、正確に日本人を見分けるのだ。顔立ちでも服装でもない。なのに日本人を見分けることができる。
持ち物で見分けるのか?それとも雰囲気?
不思議でならなかった。

ある時、仲良くなったマレーシア人に聞いてみた。
すると…
「あぁ、それはね態度でわかるのよ。日本人は道の真ん中で立ち止まってしゃべらないし、しゃべる時はだいたい小声でしゃべるのよ。行儀がいいから、すぐわかるわ」

皆さん!マレーシアでは日本人は行儀が良い民族と思われていますよ!海外では行動に責任を持ってマナーを守りましょうね!(オマエが言うな!オマエが!)

さて、そんなマレーシアで生活していると、文化や習慣の違いにぶったまげる事がある。
当然、その逆もあるだろう。
そうしたカルチャーショック「マレーシアあるある」について述べてみよう。

「マレーシアあるある」
その1.
公共交通機関や空港、役所、ショッピングモールは涼しいを通り越して寒い!
これは南国特有の「おもてなし精神」の表れで、
「暑いですから涼しくしておきました」
ということらしい。一説によれば設定温度が16度になっているとのこと。長袖の羽織ものは必須。

その2.
モスク内に入る時には男性は長ズボン着用、女性は顔以外を隠し髪と肌を見せない事がルール!
なのでモスクには、たいてい非ムスリム女性用の貸し出しローブがある。これはモスクごとにデザインが違うので、女性はコスプレ感覚(?)でローブを着用できる。

↑プトラモスクではスターウォーズに出てきそうなローブを着る

その3.
多民族国家のために祝日が多く飛び石で祝日がある場合は、政府が突然連休にしてしまう!
平日なのに郵便局が閉まってるなぁ…と思ったらたいていコレ。
学校も当然連休になるので休みが多い。
(この国の子どもが羨ましい…)

その4.
車を持ってる人はアルバイト感覚でタクシー運転手になれる。つまり自分の車を登録してタクシーにするワケである。だから、仕事が休みの日はタクシー運転手のアルバイトをしてます…というマレーシア人は沢山いる。
利用者はGrabというアプリを使用し、そこに表示された金額を支払う。金額は距離と需要と供給のバランスによってコンピューターが正確にはじき出す。ボッタクリされることもなく、ドライバーの身分証明もされているので安心。利用者もドライバーもWin-Winの関係となる。

このGrabタクシー、利用者にとってはどんな車が来てどんなドライバーが運転するのか来るまでわからない。言ってみればタクシーガチャのような感じである。
リアミラーをガムテープでくっつけて、動いているのが不思議なくらいのボロ車が来たり、ピカピカにカスタマイズされた高級車が来たりと様々。ドライバーも無口であったり、歌好きで乗車中ずっと日本のアニソンを歌い続けるサービス?をしてくれるドライバーもいたりと実に面白い。

たまに、「ガス欠だから、ガソリンスタンド寄ってもいい?ついでにコンビニで何か買ってこようか?」と言うフレンドリーなドライバーもいる。

その5.
屋台でテイクアウトの飲み物を買ったら、ビニール袋に直接入れてストローを挿して渡される!
大人も子どももビニール袋で歩き飲みをする。
こぼれなくて、合理的…なのか?

↑マレーシア名物「テタリ(ミルクティー)」
なぜか、こぼれない。ビジネスマンがコレを持って歩き飲みしている姿は、ちょっとカワイイ。

その6.
スイーツ好きのマレーシア人。
たいていの飲み物は甘い!
過剰に甘い!
コーヒーも紅茶も何もかも甘い!何なら緑茶も甘い!
ケタ違いの甘さに泣きそうになる。

その7.
マレーシアでは麻薬や覚醒剤の持ち込みに対して厳罰が下される。
つまり死刑!
JALやマレーシアエアラインなどでは飛行機の着陸直前に
「マレーシアにおいて、麻薬あるいは覚醒剤の持ち込みをした場合は死刑となりますのでご注意ください」とサラッと恐ろしい機内アナウンスが流れる。

その8.
マンホールの蓋の上を歩いてはならない!
なぜなら蓋が固定されている保証はないからである。
マレーシア人を観察していると蓋の上を歩かないようにしているのがわかる。

その9.
バスの時刻表は、あってないような物!
誰も時刻表通りにバスが来ることを期待していない。時刻表は参考程度のもの。
来たバスに乗ればいいじゃん!的な感覚。

その10.
隣国タイでは「ワニの養殖」をしている。このワニが雨で増水した川から逃げて、マレーシアに流れて来るらしい。(タイは雨季になるとよく洪水が発生する)

「川にクロコダイルがいた」と通報を受けるとマレーシア警察が捕獲に動く。少し前にミッドバレーという日本で言えば大阪の梅田のような繁華街を流れる川にワニが出没し、警察車両が何台も駆けつける騒ぎがあった。その後、無事捕獲されたが「ワニVs警察」の大捕物に「Police頑張れ!」と市民は橋の上から観戦。
マレーシアでは都会と言えども、むやみに川岸を歩いてはイケナイ。(ワニの養殖場を厳重に管理しろよな、タイ!)

↑マレーシア、川から桃ではなくワニが流れてくる。