第680回 「LABプロファイル」

1月22日

「プロファイルと言えば、犯罪捜査!」アメリカの捜査官もののドラマが大好きな私には、そういう思い込みがありました。

だから今通っているNLPの講座でも、「講座の8日目には、LAB(ラブ)プロファイルの試験があります」と言われた時に、(え?なんで?)と、今ひとつピンときていなかったのです。

実は「プロファイル」とは横顔とか分析結果、というような意味。もちろんNLPで学ぶのは「捜査に関する分析」ではなく、LABプロファイル=言葉(Language)と行動(Behavior)の関係性分析。言語パターン、と言ってもいいでしょう。相手とのコミュニケーションをよりうまく行うためのノウハウです。

たった12個の質問から相手が「何を」話すかではなく、「どのように」話すかで思考パターンを分析するのです。それによって、どう自分が話せば、相手にメッセージがより届くかがわかりますし、相手のこともより理解することができます。言葉だけで相手に影響を与えることもできるのです。

たとえばあなたは服を買う時に、どういう優先基準で買っているのでしょうか。色やデザイン?もしくは店員さんのお薦め?または着心地?価格?

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実は優先するものは、ほぼ同じパターンだと思います。たとえば私は色やデザイン優先(視覚型)ですから、店員さんに「きれいな色でしょう?他にもこんな色がありますよ」と言われると、つい近寄りたくなります。

でも、「これは女優の◯◯さんが雑誌で着ていたもので~」(聴覚型)とか「とにかく肌触りが最高なんですよ」(体感覚型)とか、最初のプッシュの方向性が全然違うと、とたんに意識のシャッターがガラガラーっと下りて、「撤退!」となります。ペアワークをやってみた時には、我ながらその違いにビックリしました。(笑)

LABプロファイルの勉強は12枚(!)ものDVDを視聴するもので、何回寝落ちしたことか。(笑)でもお正月休みを挟んだお陰で、何とかクリアできて助かりました。

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先週の日曜日が、その試験日でした。間の悪いことにホテルのエアコンが寝ている間に切れてて冷え込んでお腹をこわし、眠れないまま研修会場へ。

試験は36のパターンと12の質問内容を書き出す筆記試験でしたが、さび付いた記憶力にむち打った成果で、なんとか合格を頂けてホッとしました。NLPプラクティショナーコースで一緒に学んだ仲間18人が全員合格で、みんなで喜び合いました。

NLPも面白いけど、LABプロファイルをもっと突き詰めるのも面白そう!

しかし、それには軍資金が~(汗)。と嬉しい悩みが増えた2016年初頭です。

 

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