第735回 「神戸どうぶつ王国」

2月17日               (中村 覚)

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突然ですが、これ、何の鳥か おわかりでしょうか。

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羽は、こんな感じ。

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答えはハシビロコウです。

自分の家の犬や猫のしっぽや毛並など、間近で観察することは簡単ですが、動物園にいる動物となると、柵や金網やガラスの向こう側に展示されていることが多くて難しい。アップで写真を撮ろうとすれば、一眼レフのカメラにニョキッと長い望遠レンズを付けて~と、一手間です。でも動物との距離がとても近ければ、普通のカメラでアップの写真も撮れます。そんな動物を身近に感じられる動物園をご紹介します。

「神戸どうぶつ王国」です。以前、知り合いの方がブログで紹介しているのを見て、是非、一度行ってみたいと思っていました。そして 行けば、ただただ驚くばかり。近い、近い、動物との距離感、近過ぎ。

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これはレッサーパンダ。愛嬌がありつつも、勇ましいポーズ?
~で、どこにいるかというと・・・

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こんなトコに。(画面の左上です。)そして、右の木の上には猫を大きくしたような真っ黒い地味な生き物が。 この動物については、取り立てて注目していなかったのですが、見た目以上にサービス精神旺盛なようで、ダラァ~ンと

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ぶら下がって「よう、来たねぇ~!」こんなことをされたら子供じゃなくても喜びますって。(笑)

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いつものことらしく (写真中央の)係の方がすぐに割って入り やんわりと「あぶないので離れて下さい」と。(笑)

ちなみにこの真っ黒い生き物は「ビントロング」。しぐさが面白かったので後で顔の写真を撮ったのですが、家に帰って確認するとピンボケ。ご興味のある方、是非ネットで「ビントロング」の顔を、一度見てやってください。

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次はナマケモノ。こんなにも間近で見たのはもちろん初めてでしたが~

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それよりも、こんな光景はどこの国のことかと思いました。

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他の鳥も自由気ままです。公園にいる、人になついたハトのよう。

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プッと懐に入れられて連れて帰られるんじゃないかと心配。(笑)

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のっそ のっそと ペリカンが。

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外ではカメの甲羅干し?

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ワラビ―のお昼寝。

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では、最後に、愛想のないスーパースターをもう一度。

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「俺のことか?」

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「あんまり 見るんじゃねえ」

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「動いてやるから、見とけ。」

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シカ「あなたは 何なの? どこから来たの?」
ハシビロコウ「・・・」

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シカ「愛想のないこと。 もう知らないわ」
ハシビロコウ「・・・」

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「昼寝の時間だ、消えな。」

子どもの頃以上に、大人になっても楽しめる動物園でした。