第1220回「インターナショナル」
7月25日 中村 覚
前回で4回目のTapirさんのコラム「Alamak!あらま!マレーシア」。私も毎回楽しく拝見しています。歯切れ良く勢いがあり、読んでためになる!
自然とマレーシアに親近感もわき、すでに他の国よりも近い存在のようにも。
少し前に代表の筒井に「実は、Tapirさんの次の週にコラムを書くのはちょっと…」「なんで?」「いや、自分の文章のスケールの小ささが際立つからです」どうでもいいことをこねくり回し、オーバーに書いている自分の文章が不憫すぎる。
でも「わかった」とお返事をもらえるわけもなく、今回は腹をくくりました。
私もインターナショナルな文章にトライしてみます。
まずは海外旅行の話から。
数年前に同級生4人で集まった時のこと。久しぶりに会ったということで話はとめどなく、いくらでも。話題は海外旅行に。それぞれが「学生の頃、〇〇に行った」「新婚旅行で〇〇に行った」「仕事で〇〇に行っている」。最後、私の番。「俺は日本にしか行ったことがない」「それ日本に住んでるって言うの」誰かの横槍が入ります。この状況で他にどう答えろと言うのでしょうか。
次は、近いうち海外旅行に行った際に現地のアンティーク店で買い求めるんじゃないかな、きっと買うだろうなと思われる物。つまり帰国の際のお土産ですね。まだ行ってはいませんが、先取りして物だけ紹介します。
年代物の硬貨。
左側からロシア(1737年)、ポーランド(1677年)、ドイツ(1927年)。外国のコインにはなぜか子供の頃から惹かれるものがあります。最たる理由は、やはりデザイン。ロシアの「双頭の鷲」やドイツの「帆船」など、日本人離れしてます(笑)
大きなものは、直径が100円玉の2倍。実のところ現物を見るまで、こんなに大きいとは思ってなかったのでお得感も大。
「え? そんなことよりも、ネットで買った偽物だろ?」って。いや、その オークションで送料・手数料込み、全部で700円弱の復刻版らしいです。
でも、インターナショナルと言えば、やはりモノよりも、人との交流です。
数年前です。隣町のスーパーでのこと。代金を払い、買い物かごいっぱいの商品を持ったまま、レジの店員さんとやり取りをしている外国の男性(20代)を見ました。英語ではない言葉で何かを言ってます。何を言っているのかわかりませんが、英語だったとしてもわかりません。
男性のジェスチャーが入り、どうもレジ袋が欲しいらしい。店員さんもやっと袋を出すと、さっきまでの角張った空気も消え男性も納得。次は店員さんの番。袋代を払ってほしいとジェスチャーを交えて「5円」と言うのです。
「5円!」手を前に出しながら我が国の言葉です。言われた側は「何を言ってるんだ?」と不思議顔。
今では当たり前の有料のレジ袋。以前は無料でした。この時、彼の国ではまだ無料だったのかも。何か不当な要求をされているのではないかと怪訝そうな顔に。
5円の請求をしている間、レジは止まったまま。4人くらいのお客さんが、待ってます。これはと思い、店員さんに私が5円を渡しました。「ん、あんた、誰?」もちろん、そんな空気にはなりませんでしたし、全て解決して男性もこちらをチラッと見てから帰っていきました。
でも今、私、考えています。レジ袋5円でしたが、500円にしないと話としてサマにならないなと。これまでオーバーな文章も書いてきましたが、でもさすがに100倍にしてはいかんですよね。
単なるご縁ですから。


