第878回 「素晴らしき50代」

11月21日

今日は私の50代最後の日です。
ふり返ってみれば、この10年間は 本当に色々あった怒濤の日々でした。

10年前の2009年、かなり仕事を忙しくこなし、当時も充実していました。
家庭では身体障害がある長女が24歳。養護学校の高等部を卒業し、デイサービスで楽しく毎日を過ごしていました。次女は大学生、夫は病院勤務を続けていました。

それから2年たった2011年。東日本大震災が起こりました。多くの方々が亡くなり、わが家の運命も大きく変わりました。長女が一週間続いた震災のテレビ画面により、メンタルを患ってしまったのです。

24時間寝ようとせず、ものを食べることを拒否する長女と格闘した日々。何より辛かったのは、彼女と一切話が通じなくなったことでした。睡眠不足でフラフラになりながら仕事をこなしましたっけ。我ながらよく頑張ったなあ、夫も私も。

その後、長女は元通りまでは行かないですが落ち着き、今では会話も半分くらいは成立できています。この出来事により、レジリエンスは相当鍛えられました。今では医療系専門学校で、この体験を語って参考にしてもらっているほどです。(笑)

その後、2015年に「交流分析以外の心理学を学んでみたい」との思いで、大阪・東京にNLPを学びに出かけるようになりました。長女も落ち着きショートステイに泊まれるようになり、以前は考えられなかった県外のセミナーに行くこともできるようになり、世界が広がりました。

学んだ中でも「これは役立つ!」と直感したLABプロファイルのトレーナー資格を取り、高知で基本と上級の講座を開く夢も叶いました。そうした結果、沢山の同期や友人に出逢え、様々な人生での学びが深く、より楽しくなりました。

そう言えば、五十にして天命を知る、って本当ですね。
「心理学を使って人生を豊かにし、人間力を高めるお手伝いをさせて頂く。」
今はこういったことを目指しています。研修で関わらせて頂く皆さんが、より心豊かな人生を送るためにはどうしたら良いのか。そのために自分には、何ができるのか。辛い体験にも、そのための意味があるのでしょう。

ふり返れば50代は台湾への同窓会旅行に始まり、次女は嫁ぎ、舅は亡くなり、悲喜こもごもあったけれど、人生の最も充実した日々だったかもしれません。ありがたいことです。

「人生は素晴らしい。」これは私が信じていることです。無意識のうちに決めていることかもしれません。もちろん辛いことに打ちのめされることもありますが、この年まで生かされ、家族や親友や仲間がいてくれ、天命と思える仕事ができ、なんてありがたいのだろうとつくづく思います。

これから50代を迎える皆さん、「もう年だわ」なんて思わないで。
仮に人生を100年とすれば、24時間で表すと今は何時になるのかな?
計算すると、14時半過ぎ。おお、まだ真っ昼間!
では90歳なら?16時。そろそろ夕方に入る頃です。
ここは、100歳の前提で行きましょう~♪