第984回 「プレゼント」

12月11日            中村 覚

クリスマスの時期がやってきました。ところが、今年はお店を彩るディスプレイや商品群の規模が例年に比べると縮小しているようです。雑貨の輸入が経費高騰で減少していることや、コロナ禍による消費の冷え込みなど色々あると思います。でも そもそも規模や華やかさをより盛大に?というのは本来のクリスマスとは方向性が違うわけで。(笑)人それぞれ その店々、その年々のクリスマスがありますよね。

ところで、何才ぐらいまで サンタクロースの存在を信じていましたか?この手の話になると、「ちゃんとフィンランドにサンタはいますよ。」と大人な返事をする人もいますが…。(笑)

いや いや、そうじゃなくて 人間離れした財力と行動力でプレゼントを届けてくれるおじいさんの話です。私の場合は小学低学年の頃には もうわかっていた気がします。なぜ あんなに早くに知ってしまったのか。ひとえに環境が良くなかったのかも。(笑)

いつの時代も信じている子供達は、まだか まだかと指折りその日を待っているはず。でも、仮に当日 プレゼントが届かなかったら、つまり なぜか サンタさんが来なかったら、一体どんな反応をするのかなとちょっと考えたりします。

A君 「僕が良い子にしていなかったから…。」
B君 「サンタさん、何かあったのかなぁ。ちょっと心配。」
C君 「大雪?ソリの故障? トナカイ 逃げたの? お金の問題?」
D君 「そっちがその気なら…、もぅ要らなぃ。」
E君 「まっ、来年があるさ!」(笑)

色々な反応があると思います。(笑)

ところで、ひとくちにプレゼントと言いますが、実は渡しても、頂いてもなかなか難しいのがプレゼント。

リクエストしてもらった物をプレゼントすれば喜んでもらえますが、それではサプライズ感がありません。日頃からの相手の言葉の端々に感じられる何気ない嗜好をキャッチして~。 でも、これは言うほど簡単ではありません。

頂く場合ですが、何もかにもが珍しく、新しい物ならなんでも良い。そんな頃はとっくに過ぎていて、嗜好の幅は鋭角になるばかり。例えば「こだわりの手帳が欲しかったのに、ボールペンを頂いた。」 「Aじゃなくて、Bが欲しかったのに。」 内心、そう思うことってありますよね。(笑)

でも これは、ピアノの才能が欲しかったのに。もっと運動神経があれば良かったのに。もっと記憶力があったら~ 等々。欲しいものに目がいって、授かっているもの(既にあるものを)忘れている、そんな状態に似ている気がします。

人から頂くプレゼントも授かっているものも、それをどう使うのか そこが大事な気もします。(笑)