第1018回 「出版への道②~校正と再撮影」

8月12日

『追手前伝説』の出版プロジェクトは、5月中旬過ぎに320枚の写真と原稿を出した後、7月から一挙に動き出しました。目次から20ページほどのレイアウト案が届いたのです。文字や写真などをページに配置し紙面を構成していくことで、実際に本にするとこうなるのかとよくわかりました。

目次も一気に本らしくなり、心が弾みました。
私の写真と文章構成の原稿を忠実に再現したA案と、プロの方がまとめたB案の2つを送って頂いたのですが、さすがプロは違う!
「B案で作成をお願いします。」と、すっかりお任せしました。

その後、7月7日に全体をまとめた原稿ができ、表紙も5つもの案を出してもらいました。うわぁ、素敵♪小躍りしたい気分です!

左上が私の出した案だったんですが、結局別の案を採用しました。
どれになるかは、お楽しみに。(笑)

その後、原稿の最終チェックです。文章のチェックは比較的早いですが、この本の場合は110ページが写真集+文章なので、気になる写真の再構成、再撮影、差し替え+原稿の校正を含めて時間がかかっています。

再撮影は例えば、校長室の写真です。

メインの写真の一部、イスの座面の裏の布がはがれて垂れ下がっているのに後で気づき、再撮影に行ったら今度は壁の配管が出ていたのに気づきませんでした。

結局 後日またまた先生にお願いをする羽目に。なんだか、追試を受けてる気分です。
目が悪く、勘所も悪い素人の悲しさは、時間をかけ根性でチャレンジするしかありません。まあ、高校の夏休み中には撮影できることでしょう。(笑)

それからせっかくなのでご購入くださった方々に写真だけでなく動画もご覧頂こうと思ったのは良かったんですが、その方面もまったくの素人。ごく短い動画でも、YOU TUBE で限定公開するのに1から勉強。あれこれと、苦労しているまっただ中です。

最後に、著者近影。追手前のポロシャツを着ています。
どうしても時計台と一緒に写りたかったので、こちらも四苦八苦しました。

写真の合成とか気の利いたことはできないので、zoom会議の時の背景写真を使ったのですが、最初はパソコン画面をそのまま撮影したので印刷すると波模様が出てしまって、NG。今度は、プリントスクリーンを使って撮りました。
つくづく、締め切りに追いたてられない出版方法で良かったです。(笑)

全部の校正が仕上がるのは8月20日過ぎの予定です。そこから印刷は早いそうですから、少しでも納得がいく本を目指して、今 頑張ります!