第1087回 「『らんまん』と『追手前伝説』の2023年」

12月23日

今年は高知県民にとって、朝ドラ「らんまん」に湧いた年でしたね!主演の神木隆之介さんと浜辺美波さんの温かな夫婦像が素敵で、コロナ明けに素晴らしい活力を頂けた年でした。そして、早くも2025年のやなせたかし先生ご夫妻を描く朝ドラ「あんぱん」に次の期待が高まっています。

牧野植物園や佐川町など、牧野博士ゆかりの土地はどこも今年は大賑わいでしたが、私は安芸市の伊尾木洞を抜けた神秘的なスポットが、人生まで考えさせられるほど心に残っています。(第1058回「神秘の伊尾木洞①~前編」 第1059回「神秘の伊尾木洞②~後編:人生を思う」

さて、『追手前伝説』はお陰さまで2千部がほぼ完売となりました。まだ少しだけ書店で売られていますが、無くなれば絶版となります。
昨年11月の出版から半年近く金高堂さんとTSUTAYAさんの週間ベストセラーランキングに入れていただけて、本当に幸せな一年でした。

トーク会も、なんと4回も経験させて頂けました。

3月、最初のTSUTAYA万々店さんはドキドキでした。でも実際に読者の皆さまにお目にかかれてお話しできたことが、すごく嬉しかったです!(笑)

6月の高坂学園生涯大学、7月の高知新聞と地域をつなぐ堀内販売所主催のトーク会と続き…、

9月、追手前高校での文化講演会。現役高校生の皆さんとのやりとりは、最高に楽しいイベントでした!
たくさんの感想文に綴られた思いも届けていただき、出版のご褒美のように思えました。

お世話になった皆さま、ご覧下さった皆さま、今年もお世話になり ありがとうございました。

年を重ねるごとに様々なチャレンジが難しくなってしまう気がしますが、来年はまた何か新たなストーリーを紡ぎ始められたらいいなあ。少なくても、チャレンジする気持ちを失わないように考えてみたいです。

少し早いですが、今年はこの辺りでペンを置かせて頂きますね。皆さま、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。