第1209回「健康器の波及効果」

5月9日

この春、若い頃から気心の知れた友人に1年ぶりに会うと こう言われました。
「背中、曲がってきてるよ」
ドキッとしました!

実はその少し前から、洗い物など立っている時に無意識に前に寄りかかっているな、と気がついてはいたのです。友人は口は悪いけど本当のことを言ってくれる信頼の置ける人で、助言をとても有り難いと思いました。

ウォーキングの時に建物のガラスに映った姿を見ると、確かに前傾姿勢。長女の介護を40年続けているツケが、背中に出て来たようです。数年前に運動不足を検診で指摘されウォーキングを取り入れたように、ここは対処すべき転換点かもと思えました。講師という仕事柄 長時間立って話すので、立ち姿勢はきちんと整えなければ。

「では、どう問題解決するのか?」
友人と話すと「ぶらさがり健康器がいいんじゃない?」とのこと。確かに、シンプルだけど効果ありそうです。あれこれ調べて、通販で購入しました。

これは鉄棒が何本もあるので、高さ調整をしなくていいのがいいなと思い、選びました。
組み立てるのが少し骨折りでしたが、なんとか設置。

初日にぶら下がってみると、なんと3カウントしか保ちませんでした(大笑)
でもトレーニングではなく健康維持なので、それでもいいかと。低いところでも万歳状態で体をストレッチできると、デスクワークで縮んだ背中が伸びて「これはいい」と実感できます。目に入ると「やらなきゃ」と意識喚起でき、1回数分という短時間ですむ(しかしない)のも助かります。

買って半月たち、20カウントくらいは耐えられるようになりました。腹筋が意識できるようになって姿勢改善に役立っていると思いますし、弱くなっていた握力にもいいように思えます。それまで夕方になると、背中の左下側がなぜか痛くなっていたのですが、ほぼなくなりました。これは思いがけない効果でした。右の肩が前方へ出た姿勢(巻き肩)も気になっていたのですが、気づけば少しましになったようです。考えてもいなかった波及効果が次々とあるのには驚きました。

「もう年だから」と諦めていたら、どんどん衰えていったことでしょう。少し抗って健康維持できることが、介護や仕事など人の役にも立てるのだと実感しています。