第1182回「シャッターチャンス!?」
10月25日 中村 覚
狙ったわけでもなく、たまたま目にした景色は偶然の産物。なのでシャッターを押さずにはいられません。今回はそんな写真を紹介します。
両端にガードレールのある、どこにでもある道路。
ですが、近づくと更にガードレールがもう一対。「この道は途中からこれぐらい道幅が狭くなるので注意!」の意味と思います。もともと車の行き違いはできない狭い道が、さらに狭くなりますよと。私の車はなんとか通れそうでしたが、この先に用事があるわけではありません。実は大きな通りを走っている時に、たまたまこの2重ガードレールが見えたので、写真を撮るために立ち寄っただけでした。県外で地の利も全くなかったので、探検をやってる場合じゃなかったです。
山沿いの県道を走っていると山肌を覆うセメントの壁。長い年月で苔が生えて当初のセメントの灰色は茶色や黒で上塗り状態。よくあるのは小学生が学校の登下校時に表面を石でガリガリやって、どうでもいいような字を書きなぐっています。たまに絵が描いてあったりしますが、雑多にガリガリやっているわけですから似たり寄ったり。
ところが、以前、これは小学生、中学生? いや もしかして大人が描いたの?という絵を見ました。
いかがでしょうか。猫や魚の背景の苔をきれいに落としていることを考えれば大人でしょうか?もしくは根気のある子供? 上手な中にもどこか拙さが残る味のある絵だと思います。車の往来が少ない場所だったので、ホントはもっと多くの人に見てもらえたらいいのになと思いました。作者はそんなことは思ってないかもしれませんが(笑)
急いでいる時に限って信号にかかるもの。実際は確率で言うとそんなことはないかもしれませんが、気持ちとしてはよくある話です。赤信号で、止まります。なんとなく斜め右上を見ると、歩道橋の黒いお腹?がよく見えましたが、それだけではなく 歩道橋の脚と建物の間から見える景色が「これはめったにないんじゃないか」と。
いつもの通り道であれば、いつかはこの組み合わせに気が付きますが、県外でのこと。初めて、いや2回目ぐらいに通った道です。この時、私はたまたまこの景色が見える位置で停車しましたが、仮に1~2台、他の車の後ろで停止していたら、仏具を扱う店舗はよく見えても、教会は見えていなかったと思います。
それでは最後の写真です。これまで取りとめようもない写真でしたので、見るのも辟易したのではないでしょうか(笑)こういった物は最後が大事です。
締めます!
今からご覧いただく写真の日付けをスマホで見ると2022年11月20日とあります。もうすぐ3年も経つのかと感慨深いものがあり、仮に中学生の娘がいたらもう高校生に成長しているわけです。写っている場所は街中でしたので今では多分、商業施設でも建っているのではないかと。
「あっ、宇宙人!」 昼寝中?
が、こんなことが楽しいわけではありません。
宇宙人の奥を見てください。
「あっ、地球人!」 楽しいツーショット。
本当はもっと近くで寝てもらいたかったのですが、仮眠を取っている方も別に笑いを誘うつもりはなかったと思います。広い敷地内でしたので、同僚の方が面白がってダミー人形にマスクを付けて放置、そんなこととは露知らず~。仕事場でのちょっとした息抜きかと。
この景色、私はたまたま見かけただけです。いつ、誰が、どの程度 面白がって見るのか 全くわからないのに、この遊び心とサービス精神、良いなぁと思いました。
今回は約3年もの歳月を費やして撮りためた力作をご覧いただきました(笑)
それでは、さらばっ!
(ハロウィンの時期に・笑)








