第1185回「七五三参り」

11月15日

先月次女からLINEで「私が七五三の時のかんざし、置いてない?」との問い合わせがありました。孫の七五三に使いたいというのです。そこで、30年間寝かせた(笑)かんざし類をクローゼットから出してきました。いいですねえ、やっぱり。気分が華やぎます。

見ていると「次女は2歳になったばかりの七五三だったから、髪の毛が少なくて左下のピンで留めるタイプじゃないとダメだったなあ」とか「ぞうりが足に食い込んで、泣いて嫌がったっけ」などと、ほのぼのとした思い出が蘇ってきました。思い出ごとすべてを一揃い、次女に渡しました。

さて、七五三当日。朝からあいにくの雨でした。さぞかし歩くのを嫌がるだろうと心配していたのですが、孫二人は車から降りても足取りが軽やか。なぜ?と思ったら…

こういう訳でした。そりゃ、雨靴なら大丈夫よねぇ~(笑)

幸い、お参りをしている間に雨は上がりました。持参していた草履に履き替えます。
そうそう、やはり着物には草履よね!短時間だったので、孫達も嫌がらずにホッとしました。

そして、冒頭にご紹介した髪飾りですが…

後ろ髪に付けた赤いリボンは、お母さん譲りです。この子は髪の毛が多くて、3歳で新日本髪を結えていたのにビックリ。お母さんは髪の量が少なくて苦労したのですが、お父さんに似て良かったね~(笑)

みんなで写真を撮った後は…

一人ずつ、境内にある牛の頭をなでました。天満宮の菅原道真公は牛に縁(ゆかり)の深い神様で「撫で牛信仰」があるのだとか。牛を撫でると災いを除き健康を招くそうです。学問の神様でもいらっしゃいますので、頭も良くなりますように(笑)

しかし、30年があっという間に感じられるのも驚きでした。「人生は束の間の夢」とも言われますが、孫達の夢は始まったばかり。そういう姿を、少し距離を置いて見守って行けたらなぁと改めて感じた七五三参りの日でした。

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