第992回 「オミクロンの足音」

2月12日

今日から、高知県にも2度目の「まん延防止等重点措置」が適用されました。昨日は新規感染者が300人と、連日過去最多を更新し続けている状況で心配が絶えません。

実は一昨日は、高校3年間を通じてクラスメイトだったK君の告別式でした。

新聞で訃報を知り、本当に驚きました。とても男気のある人で 仕事でも15年以上お付き合いがあったのですが、ここ数年ははなかなか顔を合わせられないままで 永遠のお別れとなってしまいました。

告別式は高知市から車で一時間半ほど離れた、K君のふるさとで行われるようです。天気予報では、その日の朝方は雪。山間部なので積もるかもしれません。スタッフの中村に運転をお願いして、準備していました。

朝9時、長女のデイサービスの送迎車が来るのですが、直前に電話が。
前日、発熱者が出たというのです。もしかしたらコロナかも…?その時に送迎車も到着。葬儀にも出なければいけないのに、どうしよう!?もう、パニックでした。そしてこういう時ほど夫の携帯にもつながらないのですよねぇ。

とりあえず一旦他の方の送迎に回ってもらい、夫と話し合い 長女は休ませ、夫が仕事先から急遽戻ることにし、デイに連絡しました。状況から考えると長女も接触者になるでしょうから、今日私が中村と車で3時間も一緒にいるのは感染リスクがあるかもしれません。1人で行くことにして、連絡。寝たきりの長女も夫が戻るまで一時間ほど1人にしますが、もう仕方がない!バタバタで出ました。

幸い雪は積もっておらず、最後にK君の笑顔の写真も見られて、(やっぱり無理をしてでも来て良かった)と思ったことでした。

そして結局 デイサービスは思いがけなく他にも陽性者が出て、一週間の休所となりました。これはもう、仕方のないことです。デイの通所者も、全員が濃厚接触者となりました。濃厚接触者になると、大規模検査場へは行けないそうで、検査するなら病院でとなるそうです。(ただ、その家族は陰性扱いになるとのこと。)
オミクロン株の足音がすぐ後ろまで迫っています。

発熱者が出た日から一週間は 濃厚接触者は経過観察となりますが、長女の場合は あと残り3日間です。ずっと平熱ですが、ここ数日喘息が起きていて、咳がまぎらわしくて困ります。まぁ吸入すれば止まるので喘息なんですが、元々の病気の関係でコロナに感染すると命に関わるかもと言われているので、気が抜けない状態が続きます。

高知ももうすぐピークアウトするはずと信じていますが、用心しながらの日々が続きます。皆さまも、どうぞお体にはくれぐれもお気を付けくださいね。