第1049回「歩くことについて」

4月1日

新年度になりました。桜も満開、やっと新型コロナの新規感染者数も一段落した感じで、今年はお花見の宴会が久しぶりにできたり、今年度からは学校もマスクをしなくて良くなったりとか、規制が緩和されてホッとしています。

先日、たまたまNHKで面白いニュースを見ました。
「一日あたり8千歩以上 週に1日か2日歩くことで、心臓病などで死亡するリスクが8%あまり低下することがアメリカのデータ分析で分かったと京都大学が発表した」というものです。え、週1回でいいの!?というところに魅力を感じて録画しました。

京大と、カリフォルニア大学の研究グループが、 20歳以上3千人余りのデータをもとに、1日の歩数と死亡リスクとの関連を分析した。週1日か2日、8千歩以上歩く人は1日も歩いていない人と比べ、心臓血管の病気による死亡リスクが8.1%低下していた。 週3日から7日、 8千歩以上歩く人の心臓血管の病気による死亡リスクは8.4%低下で、大きな差はなかった。一週間に数日だけでも歩く習慣があれば、健康に良い影響があると考えられる。週に1日か2日で良いので歩く習慣を取り入れてほしいとのこと。

なるほど。1日でも2日でも歩くのはそれだけでも充分、健康に良い。これなら取り組もうかなというハードルも下がるというものです。

で、先日、買い物に出た日にデータを見てみました。その日歩いたのは3.8km。私にしてはよく歩いた方だったんですが、歩数計を見てみると6千4百歩。ええ~、まだ足りないの!?としばし愕然。まあ日頃、いかに歩いていないかですよね。

そう言えばコロナ以前はよく東京に行っていましたが、都会では歩くのが当然ですので、出張前はドロナワで少し歩いたりして慣らしていましたっけ。

忘れられないのは、新宿駅の小田急線の階段です。(写真はイメージです)
たまたまなんでしょうが、よく使っていた階段が長くて、しかも踊り場がない。足を止めずにひたすら長く上り続けなければいけないのがすごく辛かったのです。休みゃあいいじゃないかと思われそうですが、電車が到着して群衆で上っていますので、そんな中で一人立ち止まるのはとんでもない迷惑というのは私でもわかりましたから、ヒーヒー言いながら上がっていきました。いかに高知でドアツードアの生活に慣れきっているか、都会に出ると思い知らされます。

しかし、私の主人は違います。子供の頃は山に住んでいたため今でも健脚で、半年ほど前に1日でどれだけ階段を上がっているかのデータが「40階」で仰天したことがあります。確かに部署が6階で、スタッフはエレベーター使用禁止とかを守っているらしいんですが…。医大の実習生が来た時に根を上げたことに「若いくせにだらしない」と笑ってましたが、いや、そりゃ無理でしょ!(笑)

そんなわけで、そういう優等生の主人とは比べものにならない私ですが、7月に追手前高校の校友会東京支部大会に出席することを決めました。もちろん『追手前伝説』を買って下さった校友の皆さまにお礼を申し上げたい一心からですが、歩くことに関しては(大丈夫かな…)と内心、今から不安だらけです。(笑)
でも、とりあえず週に1回から 始めてみましょうか。