第1201回「紅白の春」

3月14日

ウォーキングの途中で見かける、珍しい梅があります。

ご覧のように、1本の木に紅白の花が咲いているのです。とってもおめでたい雰囲気ですが、どういう木だろう?と前から不思議で、チャットGPTに画像を送って聞いてみました。

「写真を見ると、これは 梅の木の可能性が高いです。特に、紅白の花が1本の木に咲くタイプは“源平咲き(げんぺいざき)”梅と呼ばれることが多いです」という答えが瞬時に返ってきました。へえ、初めて聞いたなぁ。こんなふうにすぐ調べられるのはありがたいですね。

源平咲き梅とは1本の木に紅い花、白い花、ピンクの花が混じって咲く梅のことで、面白いことに年によって色の割合が変わるそうです。去年は白が多く、今年は赤が増えるというように。

名前の由来は、平安時代の源氏=白旗、平氏=赤旗から来たものだそう。源平合戦って、840年以上も前ですよ?う~ん、歴史を感じますね。源平咲きには梅だけでなく、桃・椿・ツツジなどでも見られるとか。

なぜ紅白に分かれるのかというと、①突然変異 ②接ぎ木 ③源平咲き品種が理由だそうですが、源平咲き品種というのは、1本の木でも赤、白、ピンクが混ざって咲く品種です。植物の体内で起こる色素(アントシアニン)合成の細胞レベルの変化によって、白くなったり、赤くなったりするのだとか。年によって咲き方が変わることもあるそうです。

そう言えば、うちの庭にも紅白が混じった椿があります。

「斑(ふ)入り椿」というらしいですが、今日1輪だけ咲きました。背景に咲いている紅一色の椿に対して、私はこれを「一人紅白」と呼んでいます。私は、紅白歌合戦からイメージしたのですが(笑)

紅白の出方にも色々あって、ウォーキング途中で見かけたのは、写真のようなものでした。

絞り模様の出方が全体に入っていて、まるで筆で描いたような華やかさです。紅白の出方にも個性があるのですね。

紅白は、お祝い・お正月などで使われる色のため縁起が良いとして、こうして庭木に植えられることが多いようです。
紅白の花のように、皆さまの春も明るく色づきますように。