第827回 「LABプロファイル®リポート」

11月23日

前回、LABプロファイル®マスタープラクティショナー認定講座のことを書きましたが、今回はそのリポートです。

マスタープラクティショナー講座では、基本の理論を学んだ後、チーム分析も学びました。メンバーのパターンを付き合わせると、面白いことに顔合わせの前でも、チームがどうなるのかがわかるのです。講座最終日には、新規事業をプレゼンするという課題をやってもらったのですが…

今回のチームは全員が、仕事の時にはオプション型でした。オプション型とは、様々なやり方や多様な選択肢に惹かれるパターンです。だからAさんが言っている意見にBさんが被せて言い、違うことをCさんが提案し、Dさんは話が戻る…という混沌としたカオス状態。でも、どんどん新しい話が出て、全員が「楽しい!」と笑顔。

一般的に仕事を進めるなら、ここにプロセス型の人が入ればいいのです。プロセス型は手順や順番を重んじますので、「じゃあちょっと流れを書いてみましょう」と全体の話をまとめたり整理したりしやすいのです。
後でふり返りの時にそれを聞き、全員納得していました。

そして最後に「LABプロファイルを学んで」の個人プレゼンをして頂きました。

中谷優子さん

「職場のリーダークラス以上の方には、ぜひLABプロファイルをやってもらいたいですね。今、どこの職場でもモチベーションアップが課題ですが、給与など物質的なことで満たそうと思っても、そう簡単ではありません。
でも人間重視で影響言語(相手に影響を与える言葉)を使うことによって、モチベーションアップしていけば経費もかからないし、メンタルヘルス不調の予防もできる。今の日本社会に、LABプロファイルはとても実践的で使えるツールです。」

後藤 誠治さん

「接客や部下指導に役立てるために、どういう言葉を使ったら伝わりやすいかを知りたいと思ってLABプロファイルを受講しました。相手の言葉や行動で相手のパターンがわかり、コミュニケーションの取り方が変わりました。お客さまや部下に、自分の言葉が届きやすくなったと実感もしています。マスターを受講してチーム分析を学び、職場メンバーがどういうパターンか考え、発する言葉も変えていけるようになりました。」

森 久晃さん

「仕事の交渉の場で意識してみると、LABプロファイルのセオリー通りだとわかりました。例えば人員計画の時に『こういう問題が起きたときに対応ができないが、構いませんか?』と問題回避型の人にそのパターンで提案すると『それはいけない』と提案が通ったり、『人数を二人増やすとこうできるからスムーズで、工期も短縮できますよ』と目的志向型の人に合わせて話したらそうなったり。
LABプロファイルは交渉の場面で特に、使えるメリットが大きいですね。」

こうして皆さん、本当に優秀なLABプロファイル®マスタープラクティショナーとなられました。きっと日常の様々な場面でどんどん役立てて行かれることでしょう。

来年度はまた5月以降に、基礎編のLABプロファイル®プラクティショナー講座を計画しています。皆さんも、この「使える」LABプロファイルを一緒に学んでみませんか?

第826回 「LABプロファイル®・マスターコース第1期終了!」

11月16日

お釈迦様は相手によって説法を変えたそうです。これは、相手によって響く言葉を変えるLABプロファイルに通じることではないかと思います。

お陰さまで、9月から始まった【影響言語で人を動かす】LABプロファイル®マスタープラクティショナー認定講座第1期を、無事終えることができました。共同開催した神奈川の八重田(やえだ)洋 講師とみんなでLABプロファイルの「L」でニッコリ(笑)。

LABプロファイルを使うとパターンを聞き取り、相手に響く言葉を選んでコミュニケーションをとることで、信頼関係を構築できる/お客さまを惹きつける/チーム分析ができるなど、戦略的にビジネス展開をすることができます。

思えば昨年、基礎コースのLABプロファイル®プラクティショナー認定講座を高知で初開催した時、言葉と行動の分析がいかに役立つものか自信はあっても、半日×6回で10万円を超す講座が はたして高知で開催可能なのか?半信半疑でした。

それが無事に終了でき、思ってもいなかった「上級コースも開催を!」というご要望に力を頂き、今年のマスターコース開催につながったのです。初めはあまりに急展開で少し不安だった私を、昨年手弁当でアシスタントに来て下さった八重田さんが「じゃあ、僕も一緒にやるよ。共同開催しよう!」と力強いお言葉。どれだけ嬉しかったことでしょう!八重田さん、ありがとうございます。

こうして、今年は1日コースを3ヶ月、月1開催となりました。
受講なさった皆さんは本当に素晴らしい方々で、もう受講生と言うよりも仲間です!和気あいあい、しかししっかりと試験勉強もしてマスターの資格を取られ、「LABプロファイルは仕事のこういう場面で、このように役立っています」という実践についてのプレゼンもして頂きました。次回、ご紹介させて頂きますね。

来年は6月以降にLABプロファイル®プラクティショナー認定講座を開催予定です。また2019年1月22日(火)に産業訓練協会主催で「ビジネス心理学入門セミナー」を半日行うのですが、そこでもLABプロファイルを少しご紹介いたします。
ご興味のある方は、ぜひおいでくださいませ。お待ちしております。

第825回 「ついに再会!めもあある美術館」

11月9日

以前、第661回で「めもあある美術館」のことを書きました。小学校6年生の国語の教科書に掲載されていた作品で、私が長年ずっと、もう一度会いたかった物語です。ストーリーの素晴らしさと、印象的なイラストに再会したい!というのが悲願でした。

ネットで「めもあある美術館」のサイトも訪問したのですが、残念ながら送って頂いたのは昭和50年代の教科書のコピーでした。感謝しつつも、私が読んだのは昭和50年の少し手前だったので、イラストが違っていたのです。

今はネットで古い教科書のオークションサイトもあります。思い出しては調べていたのですがなかなか巡り会えず、また数年の年月が流れました。

先日、これも懐かしい中学校の英語の教科書を求めて実家を訪れましたが、やはりもうありませんでした。その後、自宅の屋根裏部屋ならあるかもしれないと思い、探していたら…何度も見たはずの段ボール箱の片隅にあったのです!!

東京書籍の小学校5年生と6年生の国語の教科書が。

5年生の方は薄いビニールカバーがかけてあり、特にきれいな状態でした。
私にとっては、ダイヤモンドよりも貴重なかけがえのないお宝です。
長年探し続けていた青い鳥は、やはり家にいたのでした。(笑)

極度の興奮の中、心を落ち着かせて6年生の教科書をめくります。

シミもありますが、十分きれいです。
そして、懐かしい「めもあある美術館」へ。

「ぼく」は兄弟げんかの末、かあさんに怒られ家を飛び出します。あてずっぽに歩くうちに、暗い古道具屋の片隅で 死んだおばあちゃんの油絵に出会い、衝撃を受けます。その絵に描かれた自分しか知らない場面を思い出していると、まるで自分が描いたような気もしてくるのでした。

そこにのっぽの男が現れ、その絵を買っていきます。「ぼく」がその男の後をついて行くと話しかけられ、「めもあある美術館」に招待されます。その美術館とは…。

誰しも自分だけの名札のかかった扉の向こうに、人生の1シーン1シーンを切り取った絵が飾られているんだと心が躍り、じゃあ自分の扉の向こうには、どんな絵が飾られているんだろうと小学生の私は想像をたくましくしたものでした。

この『めもあある美術館』の不思議な読後感とぴったり合った幻想的な挿し絵が大好きで、ずっと心の奥に残り続けていました。最後の、地平線に伸びた真っ直ぐな道が、忘れられません。(第661回のコラムより)

もう、これ自体がすでに私の「めもあある美術館」の1ページになっています。
最後のページをめくるときにはドキドキして、まるで初恋の人に再会できたような、天にも昇る気持ちに…!

小さな挿絵は、私のこころ一杯に広がっていきました。
地平線ではありませんでしたが、まっすぐな道はやはり印象的でした。

こうして私は長い間の人生の宿題を、1つ仕上げた気分になったのでした。

え、後の宿題は何かって?
それはまた、おいおいにお話ししましょう♪