第763回 「ラッキー・パンチ!」

9月2日

応募してた県展の写真、入選内定のお知らせが来ました。忙しくて、すっかり忘れてました。これから出品用のパネルに仕上げないと…。

私は2013年に、出張先で中村を撮ったこの写真を初出品し、初入選させて頂きました。肖像権に関しては、30円で合意が成立しております。(安っ!笑)

しかし翌年は多忙で写真が撮れず。2015年には出張帰りにたまたま中村が見かけたお遍路さんを写させてもらい、それを出品させて頂きました。
本来ならばきちんと写真撮影の勉強をして、構図や絞りや光や写真加工などを学ぶべきなのでしょうが、忙しさにかまけて何もできていません。(80歳オーバーの私の母は、そうやってきちんと勉強していますが)私は「最近のカメラは賢いから~」とカメラ頼みのまま。(笑)

今も忙しくて写真はほとんど撮っておらず、このコラムで使うために撮っているだけです。だから当然、毎年作品を出せるわけもなく。今年は次女が結婚したのでその時には相当数撮りましたが、「きれいに写す」のと「作品に仕上げる」のはまったく違うので、作品にはできなくて残念でした。



その写真の前撮りは母も一緒だったのですが、撮っている最中に猫が乱入し、追い払ってもかなりしつこくいたんですね。私はそこで撮るのを止めたんですが、母は猫も一緒に撮って、それが今回の県展に入選したんです。う~ん、さすがは年の功!

私の今年の作品もやはり、出張帰りでした。コラムで使えないかと足を伸ばした大月町の道路際で中村が「あ、筒井さん、お神輿ですよ!」と教えてくれたので、後を走ってついてって撮ったのです。

ところがその前の晩、コラムに使えるかもと四万十市民祭の提灯台をSDカード一杯、400枚以上撮り切っていました。

いざ、シャッターチャンス!というところで、「カードが一杯です」とカメラに拒否されてしまいました。えええーー!?こんな時に!?

小さなお神輿は地区のお年寄り4人に担がれ、小さな道の突き当たりを奥の神社へ。鳥居をくぐり、神社の階段を上ろうとしています。

あせって昨夜の写真を数枚、削除します。しかしお神輿も鳥居につかえて、もたついていたのでラッキーでした!しかしまた撮るとあっという間に「一杯です」と拒否され、あせって写真を消すくり返し。結局5~6枚しか撮れませんでした。

そんなわけでシャッターチャンスを逃したかと思ったのですが、幸いその中の1枚が通ったのです。結果的に偶然当たったパンチのようなもので、ラッキー以外の何ものでもありません。(笑)

写真の出品って、何枚も出すのが普通のようです。私は出品と入選こそ3回目ですが、作品を撮っていないので 出せるものがなくて、お恥ずかしいのですが本当に1枚だけしかないのです。そしていつも出張の時、偶然中村が道ばたで見つけてくれたものやモデルになってくれたもの。となれば、「出張」「中村」「出逢いの幸運」。いつも運だけで、なんてありがたいことでしょう!(^^;)

え?「どんな写真か、見せて」ですって?
すみません、発表前に公表しちゃうと入選取り消しになるので、ごめんなさい。

でもこれからも細々と撮るつもりです。
もちろん、出張にも忘れないようにカメラを持参しなきゃ!(笑)

第762回 「遊び心」

8月25日               中村 覚

子供の頃、刑事になりたかった・・・いや そうでもないです。でもテレビで刑事ドラマが旺盛だったのは事実です。「太陽にほえろ」や「あぶない刑事」など、その影響もあり こういう物に今でも興味があります。

本来なら、“桜の大門”だと思うのですが、アメリカチックなのも歓迎です。

裏側のピンを~、

皮の土台に差し込むと

ハイ、出来上がり。土台とセットだと よりサマになります。アマゾンで「セットで買いましょうね」と言われるがまま購入。(笑)

後ろの金具の部分をベルトに差し込んだら完了。そして外を闊歩します。
しかし ここは日本なので できません。もっと目立たないように遊びます。

100均で買ったフックを車内のメーター計の横に貼って、それに土台の金具部分を取り付けます。

すると、このように いつでもポリス気分で運転をすることができます。少々のことなら警察に止められても、これを見せれば「ご同業でしたかあぁ!」と和気アイアイ。けど、一時停止違反で捕まりました。しかも2回。やはり桜の大門の方が良かったようです。(笑)

ある日のこと。ガソリンスタンドでフルサービスを受けてお釣りをもらう時に、店員さんがこのバッジを見て、ぼそりと「警察関係の方ですか・・・。」

半分以上シャレで聞いてくれていると思いながらも 「もしかして?」という気持ちを感じたので、即座に「いえいえ、ただのおもちゃです」と答えました。

後でこのことを友人に話すと、そういう時は人差し指を口に当てて「シィ~!」と言うのだと教わりました。 でも、私はそれほど図太くありません。(笑)

なんにしろ、こんなふうに、自分が面白がってやっていることに、人様から反応をもらえると嬉しくなります。

リアクションをもらえた話を もう一つ。ある時 コンビニに寄ると、自分と同じ車種 色も同じ車が停まっていました。向きを揃えて、その車の横に停車。特に意味はなかったのですが、こうすれば「分身の術」です。ちょうど店から親子が出てきて、一瞬 立ち止まり、 子供が「・・・あれぇ?」 手を引いていたお母さんは すかさず笑顔で「さあ、どっちでしょう?」(笑)

もちろん、難なく 自分たちの車に乗り込んでいったわけですが、この親子のやり取りを聞けたことで、気持ちがちょっと弾みました。

「真横に停めて良かったあ、ノリの良い親御さんで良かったぁ!」

ご存知、「けん玉」です。技と言えるようなものは何もできません。せいぜい皿の上に玉を乗せるぐらい? ところが それもままなりません。

なぜなら、実はこれ、大きいんです。(右は、ほぼ普通サイズ)

皿の部分でキャッチするには、大きいことは有利だと思うかもしれませんが、赤い玉が重いので、ポンッと皿の上に乗った途端、重心がブレて腕がふらつき落としてしまいます。重さは約600g。(赤い玉だけで約400g) けん玉は腕を伸ばした状態で遊ぶわけですから、より重たく感じて何度か練習するだけで腕も疲れてきます。

無駄に大きいことを面白がり、買って はや10年ちょっと。

けん先へ刺す練習も、この大きい玉が手首あたりに落ちてきて痛くて・・・なかなか ね。 思うに、こりゃ 観賞用ですね。

今年の初め、何か新しいことを始めようと10kgの鉄アレイを購入したのですが、これもマズかった。鍛えるはずが痛めることになりかねず こんな重くて危ない物は、どうしてくれようかと・・・。

ただ床の上に転がしておくのも もったいないので、DVD立てにしてあげました。 まっ 書見台みたいなものです。

「今、部屋で上映しているのは この映画です!」みたいな。 不思議とサイズもピッタリ。立て掛けてあるDVDケースは映画「ダ・ヴィンチ コード」。名画モナリザの顔が写っていますが、奇しくもモナリザがヘッドフォンをしているように見えるのは、私だけでしょうか? (笑)

今回は 自分自身、多少なりとも遊べたものを並べてみました。
でも頭の中で理想とする「遊び心」とは、もっともっと変化を伴うものじゃないかなと思うんです。

今後はそういったことをやってみたいです。

第761回 「アグレッシブな自己表現」

8月19日

今年は新しくLABプロファイルの講座を半年にわたって開催しているため、8月だというのにこれからのレジュメ作りに追われ、夏を楽しめていません。でも、東京では8月1日以来雨の連続記録が更新中だとか、さぞかし憂鬱なことでしょう。2014年の夏は高知市でも8月が一カ月ずっと雨で 豪雨で浸水もしたので、人ごとではありません。どうか早くお天気が回復しますように。

さて、先日はある市役所の継続研修でした。今回のテーマは「アサーション」。良い人間関係づくりのための適切な自己表現についてだったのですが、その中で驚いたことがありました。

アサーションでは、自己主張には3つのタイプがあるとされます。
①自己尊重>他者尊重 アグレッシブ(攻撃的)タイプ
自分は大切にするが、相手を大切にしない自己表現タイプ。相手の気持ちは無視して、自分の主張を押しつけようとします。口調がきついだけでなく、相手を見下したり、うまく操作しようとしたりもします。

②自己尊重<他者尊重 非主張的タイプ
相手は大切にするが、自分を大切にしない自己表現タイプ。まず相手を優先するため世間的には「良い人」だと評価されがちですが、NOが言えなかったり、たまったストレスが後で悪口や皮肉に変わったりすることもあります。

③自己尊重&他者尊重 アサーティブタイプ
自分も相手も大切にする自己表現タイプ。自分の気持ちを率直に、その場にふさわしい表現方法ができ、相手の話も傾聴できます。 対立を恐れず、違う意見からより建設的なものを作ろうとします。

研修では事例を出し、この3つのタイプになってもらってロールプレイングを行い、気づきを得て頂きました。大体どこの研修でも、アグレッシブ(攻撃的)タイプの役は大声で相手に詰め寄ったりして笑いが起き、盛り上がるのが常でした。

ところが先日は、アグレッシブタイプの描写が違うグループが2つありました。自分の意見を相手に押しつけるのではなく、「私はこうなんだけど」と冷静に提示していました。「これがアグレッシブ?アサーティブタイプに見えるけど?」と評し、もう一度アグレッシブを確認。こうしたことは初めてでした。

後でレポートを拝見すると、こんな感想があったのです。
「アグレッシブはなかなか自分もすることない表現だし、周囲の人でもほとんど見たことありませんが…(略)」
ええーー!?アグレッシブな表現を見たことがないって!?ビックリ。
道理で、ロールプレイングがズレていたわけです。納得。

考えてみれば、アグレッシブタイプの多い団塊の世代も退職してしまい、攻撃的な言動に気をつけないとすぐに今は「パワハラだ」と言われかねないからでしょうか。特に行政職では、その傾向が強いのかもしれません。

しかしアグレッシブな表現に慣れていないと、不満を言っているお客さまをすぐに「クレーマーだ」と特別視することにも繋がりかねません。考えてみれば、家族でケンカした時にはアグレッシブな表現をすることは珍しくないと思うんですが…。

レポートにも「書いていて気づいたが、家庭では子どもに対してアグレッシブになることがあるので気をつけたい。」という文章もありました。状況や相手によって、タイプが変わることも立派な気づきです。アグレッシブな人はエネルギーに満ちているとも言えるわけで、気づきさえあればそれをアサーティブに変えていくことは可能なのですよね。

こうして、現状の新たな変化を教えて頂いた研修となったのでした。